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リベンジ・トラップ/美しすぎる罠 (2015)

RETURN TO SENDER

監督
フアド・ミカティ
  • みたいムービー 133
  • みたログ 401

2.52 / 評価:175件

演出が感動するほど素晴らしかったです!

  • bil******** さん
  • 2020年5月27日 10時46分
  • 閲覧数 533
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

主人公のこだわりと自己顕示欲が強く攻撃性のある性格。
レイプ犯の矛盾した2面性。
父親は唯一まともで暖かく思いやりのある性格。

主要人物、および脇役出演者の人間性の表現が細かな演出で描かれています。
クリーニング店でのやりとり、意地の悪い看護婦の首から飛び出るタグ、タオルについたマニキュア、ケーキ作り、同僚の器用に包装されたプレゼントetc...

レイプ犯はタオルに付着したマニキュアを血痕と勘違いして「怪我でもしたの?」と優しい言葉をかけますが、その後狂暴な男に豹変する。
この異常な2面性は刑務所内のシーンでも描かれており、その理由も生い立ちにあるらしいということが彼の告白で分かります。

ケーキを作って披露するのが好きなくせに、同僚が施した綺麗な包装紙に喜ぶわけでもなく無造作に破る主人公はサイコパス的な人格の表れ。

冒頭の母親を看取る男の話はプロローグとして描かれており、何気ないシーンも無駄がない。
レイプされた娘の部屋を片付ける父親の姿が丁寧に描かれていてその心情が伝わります。
ロザムンドパイクの演技もカメラワークも良かったです。

人物設定とその表現力がすごくうまい監督。
フォアドミカティのファンになりました。
人が好きで人に興味が無ければこういう映画は作れないんじゃないかな。
「存在のない子供たち」の製作総指揮をしたらしいので是非見たい。

「Return to sender」という原題。
日本語タイトルをつけるのは止めたほうがいいですね。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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