あらすじ・解説
高い品質と風味豊かな「スペシャルティコーヒー」の市場が拡大を続ける状況で、豆の選定から焙煎、ドリップ方法などさまざまな工程にこだわり究極の一杯を追求するプロフェッショナルたち。コーヒーが生産地から消費者のもとに届けられる過程を映し出しながら、世界のコーヒーカルチャーの新潮流をけん引する彼らの仕事ぶりや哲学を追う。
シネマトゥデイ(外部リンク)
作品レビュー(17件)
- kr1********
5.0点
美しい映像から始まり、現地のコーヒー農家がどのような栽培、精製をしているか、出来上がった豆をどのように焙煎し、抽出するか 一連の流れが綺麗に纏められています 焙煎や抽出の段階で「豆を良くすることはできない」 「いい豆をいかに良い状態のまま提供できるか」 というのは本当にその通りだと思う。 焙煎や、抽出で「加点」することはできない「減点」をいかになくしていくか そういったものだと思う。(深煎りの場合は煎りで風味や味をつけるが) また、スペシャルティコーヒーは「浅煎り」でこそ真価を発揮する というのもその通りで 「深煎り」では「煎り」で味や風味を付け足す どんな豆でも同じようになりやすい(まったく同じとは言わないが) せっかくの良い豆であれば極力その豆の「特徴」やその豆本来の「風味」を活かす方向となる。 結果として浅入りのほうが豆の特徴を出しやすい ということだと思う。 とはいえ、深煎りを否定しているのではなく、私自身も気分によりどちらを飲みたいかが変わりどちらの良さも理解している。 ただ、良い豆を使うのであれば というところかなと コーヒーをより深く知らせる為に、そのあたりが描かれていたのはとても良いことかなと。 スペシャルティコーヒーに重きを置いた映画だったため そのあたりで誤解が生じやすいかなとも思った。 深煎り信仰が根深く新参者の「浅煎り」に対しての誤解が少しでも解ければと思う。 一度でいいのできちんとしたスペシャルティコーヒーを出す店で 豊かな風味や嫌みのないさわやかな酸味を味わってもらいたい というのはこの映画においても共通認識のように思えた。
- nab********
3.0点
冒頭のサイフォンで淹れるシーンが音楽ともに美しくて何度も見たくなる。何か集中させられる。 大坊さんの淹れるシーンも美しい。 珈琲は綺麗に撮られると画面に出てくるだけで癒やしとオサレ感をもたらすと実感した映画。
- rai********
3.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - him********
2.0点
ネタバレ浅煎りのプロパガンダ
このレビューにはネタバレが含まれています。 - ang********
4.0点
一杯のコーヒー。諸玉の豆、プロによる巧みの淹れ。 いや本当に頭が下がります。 素晴らしい映像に、登場するは現地の素朴な人々。 でも、映画にする程では・・テレビの特番で宜しいのでは。 私は珈琲好きです。 普通なら、「若い頃にはインスタントコーヒー」「年配になってから、こだわりのコーヒー」なのでしょう・・ねえ。 若い頃、20代30代までは、炒ったり挽いたりもしましたが、もう面倒で。 こだわりのミルクも砂糖も、もう面倒で。 もっぱら、「スティックに豆もミルクも砂糖も全部入っている」を150~180ccのお湯で溶かして飲んでいます。十分美味しいのです・・・ カフェオレ、カフェラテ、ティオレ、抹茶オレと、色とりどりのスティック何種類か瓶に入れ、それを食器棚に並べて悦に入っております。なんか、すみません・・・
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