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A Film About Coffee (ア・フィルム・アバウト・コーヒー)
2015年12月12日公開

A Film About Coffee (ア・フィルム・アバウト・コーヒー)

A FILM ABOUT COFFEE

662015年12月12日公開

kr1********

5.0

美しい映像とコーヒー農家へのリスペクト

美しい映像から始まり、現地のコーヒー農家がどのような栽培、精製をしているか、出来上がった豆をどのように焙煎し、抽出するか 一連の流れが綺麗に纏められています 焙煎や抽出の段階で「豆を良くすることはできない」 「いい豆をいかに良い状態のまま提供できるか」 というのは本当にその通りだと思う。 焙煎や、抽出で「加点」することはできない「減点」をいかになくしていくか そういったものだと思う。(深煎りの場合は煎りで風味や味をつけるが) また、スペシャルティコーヒーは「浅煎り」でこそ真価を発揮する というのもその通りで 「深煎り」では「煎り」で味や風味を付け足す どんな豆でも同じようになりやすい(まったく同じとは言わないが) せっかくの良い豆であれば極力その豆の「特徴」やその豆本来の「風味」を活かす方向となる。 結果として浅入りのほうが豆の特徴を出しやすい ということだと思う。 とはいえ、深煎りを否定しているのではなく、私自身も気分によりどちらを飲みたいかが変わりどちらの良さも理解している。 ただ、良い豆を使うのであれば というところかなと コーヒーをより深く知らせる為に、そのあたりが描かれていたのはとても良いことかなと。 スペシャルティコーヒーに重きを置いた映画だったため そのあたりで誤解が生じやすいかなとも思った。 深煎り信仰が根深く新参者の「浅煎り」に対しての誤解が少しでも解ければと思う。 一度でいいのできちんとしたスペシャルティコーヒーを出す店で 豊かな風味や嫌みのないさわやかな酸味を味わってもらいたい というのはこの映画においても共通認識のように思えた。

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