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お!バカんす家族 (2015)

VACATION

監督
ジョナサン・ゴールドスタイン
ジョン・フランシス・デイリー
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  • みたログ 330

3.63 / 評価:245件

帰って来たあの一家。子は父の愚行を再び…

  • kug***** さん
  • 2018年4月4日 18時58分
  • 閲覧数 549
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    • 総合評価
    • ★★★★★

 原題は「VACATION」
 知らずに見てて開始5分で「もしや」。解説を見て「やっぱり!」 
「ホリデーロード4000キロ(1983 VACATION)」
「ナショナル・ランプーンズ ヨーロピアンバケーション(1985 European Vacation)」
「ナショナル・ランプーン/クリスマス・バケーション(1989 原題同じ)」
「ベガス・バケーション(1997 原題同じ)」
に続く、懐かしのシリーズ「ナショナルランプーン(バケーション)」の18年ぶりの第5作であり、ある意味、1作目のリブート。あのおバカで楽しい「グリズワルド一家」が帰ってきた。…息子に代替わりして!
 42年も続くアメリカのお笑い番組「サタデーナイトライブ」。「ジョン・ベルーシ」「ダン・エイクロイド」「ビル・マーレイ」「エディ・マーフィ」「マイク・マイヤーズ」といった有名コメディアンを育て「オレたちひょうきん族」を初めとする日本のお笑い番組にも強い影響を与えた。この番組のレギュラーで社会風刺お笑い雑誌「ナショナルランプーン」の公式ラジオやお笑いライブで活躍していた「チェビー・チェイス」を主演に「長期休暇を楽しまねば」と躍起になって色々と見失う一家をブラックユーモアとペーソスと存分なおバカを盛り込んで作られた劇場版シリーズ。ちなみに、名作(迷作)と名高い「アニマルハウス」も同じ経緯です。雑誌は98年に廃刊しましたがブランドとしては存在していて、こうして新作も登場したわけで…。

 大人になったグリズワルド一家の長男「ラスティ(エド・ヘルムズ)」は、地方の航空会社でパイロットをしていた。「デビー(クリスティナ・アップルゲイト)」という妻に年頃でシャイな「ジェームズ」、口の悪い次男の「ケヴィン」と家族も持ったが、最近どこか関係が冷めている気がする。家族の絆を取り戻そうとラスティはかつて自分の父「クラーク(チェビー・チェイス)」が行った車によるアメリカ大陸横断4000キロの家族旅行に出発した。当然、目的地は同じく全米有数のテーマパーク「ワリーワールド」。しかし、その旅はかつて父が運転した時と同じ様に散々なトラブルが次々とやってきた。果たして、家族は無事に楽しい休暇を過ごせるのか!?

 本作では「ハング・オーバー」シリーズの「ステュ」役の「エド・ヘルムズ」が演じていますが、ラスティ役の俳優は成長に合わせて全作違うので、思い出のアルバム内でその全員がカメオ出演しているという粋な計らい。当然、両親役でチェビー・チェイスと「ビヴァリー・ダンジェロ」も出演するのがファンサービスとして実にいい! 姉「オードリー」にその旦那のマッチョなカウボーイ役として、なんと「クリス・ヘムズワース」。「チャーリー・デイ」に「ノーマン・リーダス」も出演。
 しかし、内容はというと元々、「老人の死体を乗せたままバカンス」とかかなりブラックかつ知能低めだった内容から、さらにお下劣にさらに知能が低く。「ゲイスラング」を知ったかぶりで使って児童性愛者だと思われる。「温泉だと騙されて下水に入浴」とか、「牛を轢いて血と肉片塗れ」とか。スピルバーグの「激突」のようにどこまでも追いかけてくる熊のぬいぐるみをつけたトラック(ぬいぐるみにも脱力のダブルミーニングが!!)。レンタルの「アルバニア製の中古車」には「マッハGOGOGO (スピードレーサー)」顔負けの謎のボタンだらけで、窓が割れたり、自爆したりと意味不明な機能だらけ。
 監督兼脚本は名作「モンスター上司」シリーズの「カーター」役兼脚本の「ジョン・フランシス・デイリー」と「ジョナサン・ゴールドスタイン」の「スパイダーマン ホームカミング」の脚本家コンビ。やればできる人たちなんで、救いようもなくバカなんですが、救いはあります。…たぶん。
 とりあえず、こんな邦題なのに事前情報なしで見てみれば一目でシリーズだとわかるファンサービスは本当に見事だなと。
 正直、バカすぎる一作目の語りなおしなのでラジー賞の「最低リメイク賞」目指せるんじゃないかってくらいですが、嫌いにはなれません。やりすぎですが、ちゃんとシリーズへの研究と愛は感じますね。
 普通に見れば、2点の映画かもしれないですし、個人的にもやりすぎで3点なんですが、シリーズへの愛を感じてしまうのでファンとして4点にせざろうえないのです。
 そんなわけでシリーズもので酷い映画だと知った上だと、意外と高評価になるかもしれないのでその辺を意識してご覧ください。

詳細評価

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