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おかしなおかしな大冒険 (1973)

LE MAGNIFIQUE

監督
フィリップ・ド・ブロカ
  • みたいムービー 22
  • みたログ 57

3.86 / 評価:21件

肩肘張らずに、思いっきり楽しめるコメディ

  • aopwkisql さん
  • 2008年12月21日 23時11分
  • 閲覧数 674
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

 作家が主人公の映画というのは、結構ありますが
本作は、あのベルモンド氏が、荒唐無稽な大衆向け
スパイ小説を執筆中の、しがない中年作家に扮し、
軽妙な演技で徹底的に楽しませてくれるコメディです。
 なんといっても、自分の小説の主人公である
凄腕スパイになった妄想を膨らましながら執筆
している創作スタイルのため、劇中劇のように、
執筆中の作家と、その本の中のスパイの両方を
ベルモンドが扮しており、作家が喜んだり落ち
込んだりする度に、小説の内容が左右されていく
のが、なんとも珍妙で、大笑いさせてくれます。
 ヘリに飛び乗るようなアクションヒーローも
体を張ったコミカル演技も、両方が彼の十八番
であり、その双方のセルフ・パロディのようで、
ユルい作品のふりして、結構手の込んだ作りに
なっているのも、魅力でしょう。
 同じく、現実はマジメな女子大生なのに、
彼の小説の中では、不二子ちゃんかと思うような
ナイスバディでスパイを惑わす魔性の女という
二役を演じたジャクリーン・ビセットが扮し、
これがまた素晴らしい。
 73年の作品ですので、ポール・ニューマンとの
『ロイビーン』の翌年、『ザ・ディープ』の4年前
ということで、まさに売出し中の頃の、目の覚めるような
美貌を、たっぷりと堪能できるわけです。
 しかも、ただのお飾りヒロインには留まらず、
泥の中に頭から突っ込んだり、男にしなだれかかったり、
いかにも男の妄想が作り出すようなヒロイン像をデフォルメ
したような役柄を、嬉々として演じているのも必見です。
 アクション・コメディというのでしょうか、
こういうノリにずっぽりハマれる人には、
たまらない作品だと思います。



 
 

詳細評価

物語
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