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無伴奏 (2015)

監督
矢崎仁司
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3.10 / 評価:684件

パッヘンベルのカノン

  • たーちゃん さん
  • 2021年2月24日 23時14分
  • 閲覧数 195
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

昔のATG映画を見ているようでした。エンターティメント性よりも心的表現の多い、分かる人だけ分かれば良い的な匂いを感じました。

1960年代後半~1970年代前半の学生運動華やかし頃の学生たち。自分たちの力で国が動かせると信じた彼ら。今のノンポリ学生に爪の垢を煎じて飲ませたい位、大人だなと思っていました。(校内暴力とは違います)
成海璃子さん演じる野間響子も高校生で、結局予備校時代とで大学生にもなっていない子の話です。
名曲喫茶(今もあるんでしょうか。あっても今の高校生や大学生は行かないですよね)で出会った大学生の堂本渉(池松壮亮)、関祐之介(斎藤工)との物語。
性的な行動やタバコや飲酒はこの頃の方が発展的なのでしょうか。時代ですよね。不良が煙草吸うのではなく、いたって真面目なタイプの成海さんタイプの人の方が積極的だったのでしょうか。
子役時代から見ていたので、タバコ吸ったりエッチしたりしているのはちょっとショックでしたね。成海璃子がこんな役やるようになったんだって。
渉の姉への異常な愛情がなぜなのだろうと思いましたが、それよりも祐之介との関係も変だなと思ってました。
結果不思議な関係性だと思っていた原因のナゾ解きは、渉と祐之介の男同士のセックスシーンでうなずけました。

タバコのシーンが今になるととても気になります。こんなにタバコが日常だったんだなと、改めて考えると異常な世界だったんですよね。

中で出てくる「ゲバルトローザ」という東大の女性革命家や「パッヘンベルのカノン」の音楽はつかこうへい氏の舞台「飛龍伝」に共通するものがあって、この時代を象徴しているものなのですね。

でもなぜ、今の時代にこの映画なのでしょう。
衣装や街中の美術が大変だったろうなと思いました。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 悲しい
  • 不思議
  • 切ない
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