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高台家の人々 (2016)

監督
土方政人
  • みたいムービー 647
  • みたログ 3,791

3.85 / 評価:3,217件

とにかくテンポがのろい

  • mitubajusiro さん
  • 2019年4月15日 3時39分
  • 閲覧数 457
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

「他人の心ばかりをのぞこうとして、自分の心を見ようとしてこなかった」
このセリフが重要なものだとしたら映写時間は10分未満の作品で済むだろう。

すぐれた映画は一つの価値や理念あるいは主張といったものを「単純な映像言語にしてちりばめ手段として用いる」ことをベースとしている。それらは「完成された作品の全体像」によって昇華され、深みが与えられ、日常生活(現実の政治、文化、社会行動)へと還流させる。それが芸術だと思う。作品で発せられた多くのツールが美しく統合されてこそ見終わった後に爽快感、多幸感が得られるのである。

それらのツールの一つに過ぎないものが全編にわたって主張され、長々と迂遠な語りによって映写時間に付きあわせるような映画は、一様に次のように語られる。
「これはヒドイ」

この作品も残念ながらその称号に値する。
良心の意図があればOKというものではない。
書籍は全編で何が語られているかをまず概観することができる。同意できないなら読まなくて済む。
映画はいったん映写が始まると人の時間を拘束する。映画に対する素人の「点数批評」が権利を持つのはそういう理由だ。期待がはずれると映画産業には係わらない素人でもこのようにyahoo映画評で冷厳な評価が下される。

ファンタジーとシリアスを織り交ぜてのお姫様物語。ちょっとした処世訓。
こうした映画の作りは登場人物(役者)が圧倒的な魅力やエロスをはなち、多くの人を魅了し陶酔させるところに到達していないと成立しない。
当該作品の役者はそこに及んでいない。いや役柄を間違えている。それにふさわしい役者がいまの映画界に存在しないとしたら製作段階で無理があるのだ。
意図はともかく精神年齢の低い人向けのような内容になっている。見ていて「不快な」感情を抱いた人も多いのではないだろうか。

詳細評価

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