ここから本文です
【お知らせ】映画館の上映スケジュールについて、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の影響により、実際の上映時間と異なる可能性があります。ご不明な場合は、各劇場にお問い合わせくださいませ。

上映中

シン・ゴジラ (2016)

SHIN GODZILLA

監督
庵野秀明
樋口真嗣
  • みたいムービー 3,323
  • みたログ 4.6万

4.08 / 評価:40,911件

30種類のゴジラがあるのに

  • chacksparrow さん
  • 2016年7月31日 15時39分
  • 閲覧数 1452
  • 役立ち度 141
    • 総合評価
    • ★★★★★

日本で作られたタイトルが28作、ハリウッドで2作、計30作ものゴジラ映画がある。今作が31作目、低評価の方に聞きたい「じゃどんなゴジラ映画ならええの?」と、もう60余年もの間でその時代時代の空気の中で作られてきたのだから31分の1である今作にケチをつけてどうするんやと思う。

レビューですが とにかくいきなりカウンターパンチを食らわされ、後は息もつかずにグイグイと物語に飲み込まれて行きました。日本映画にありがちな「映画表現を履き違えたテンポの悪さ」を排除し「しっかり付いてこなければ放っていくぞ!国の存亡がかかっているんだ!」という空気がそのまま作品のスピード感となり見ている側を引きずりこんで行きます。

もうかなりのレビューで上手く解説されていますので2つだけこの作品の良かったところを書きます。

1最初のゴジラ(初期形態)が写った瞬間の驚愕
「え!? え!? ゴジ・・顔・・」というカウンターパンチです。
あの出現シーンから一旦姿を消すまでの映像のトーンはあえて着ぐるみ怪獣全盛の「ウルトラマン」特に「帰ってきたウルトラマン」の雰囲気を醸し出している様に感じました。確信犯的にやっていると思います。度肝を抜かれました。いきなりゴジラがゴジラ然とした姿で現れていたらあれほどののめりこみは出来なかったでしょう。劇中ではなく観ている側が「はいゴジラ出たー」となるのではなく 得体の知れない巨大生物が現れるという「初期化」をやってのけたのです。これはなかなか出来る事では無い。

2「やったー!!」は要らない
ひたすらゴジラを駆逐する為の人智を終結した大作戦が成功したと思われるその瞬間 自衛隊の前線基地の面々は「作戦、完了。」というような号令が発せられても歓喜しません。「やったあああ!」「イエーィ!」拍手も握手もハグも涙もありません。黙々と撤収に移ろうとします。このシーンを見て深い感銘を受けました。リアリティの極地です。

旧来の「怪獣プロレス型」の現代版は14年ハリウッドの「ギャレゴジ」でほぼ十分に表現されたと思います。そこで同じ様な「ゴジラ対OO」をやられてもねぇ・・

とにかくこの「シン・ゴジラ」は何度も見返したくなる日本映画の傑作やと思います。よくぞやってくれました!(ここで拍手w)

(追記)

「最悪のB級」とこき下ろす人がいますが元々からSF、ましてや特撮(怪獣)映画はB級映画でしょう? 怪獣の現れるA級映画って何やろね? 神格化されている初作でも当時「ゲテモノ映画」と言われていたとドキュメンタリーで見ました(当時からすればもっと社会的に驚きだった事でしょう)視点がおかしいです。「究極のB級映画」と賞賛したい。

「子供向けではない」は気にする必要は無いと思います。子供こそ知的好奇心のかたまりでトラウマになるかも知れませんが安全安心のファンタジーだけが子供の(人間の)情操を育むものでは無いはずです。シン・ゴジラに触れた子供達がやがてまた将来の気鋭のクリエーター、はたまた「熱き官僚」になって行く可能性だって有るんですから・・

「人間のドラマが無い」︎
こんな硬質の人間ドラマがバックアップしている怪獣映画があるかい︎
映画は全て貴方に優しく分かりやすく寄り添っていなければその映画はダメなんですかね「お客様病」も甚だしいのでは? 政府 官僚 議員 と聞いただけで思考停止しました〜って言うてる様にしか聞こえませんよ。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 不気味
  • 恐怖
  • 知的
  • 絶望的
  • かっこいい
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ