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COMET コメット (2014)

COMET

監督
サム・エスメイル
  • みたいムービー 28
  • みたログ 99

2.82 / 評価:65件

これ、失恋映画の傑作だ。

  • koy******** さん
  • 2020年5月31日 14時35分
  • 閲覧数 207
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

レビュータイトルからネタバレしてしまって申し訳ない。しかしそのつもりで覚悟して観るべき映画であることは確か。つまり、失恋経験があるかどうかでこの映画の評価は大きく変わる。失恋映画の大傑作『エターナル・サンシャイン』を思い出してくれたらいいと思う。つまりそういう映画だ。しかし、なんという難敵であろう。この映画を完璧に理解することなど観客はできない。憶測するだけだ。始まって間もなく『シックス・センス』のオチの話をしてくる映画が難敵でないわけがないのだ。

この映画はある男女の6年間に渡る記憶を場面場面で切り取りながら観ていくわけだが、時系列はバラバラだし、なんとオープニングで「パラレルユニバースを行き来する」って説明が出るので更に混乱する。別々の場面の記憶なのか、別々の世界の話なのか。その辺りからぼかしてくる。なんて映画だ!!時々太陽
2つ出てるし。

この映画は主人公とその相手の二人以外は完全にモブという、潔い会話劇でもある。この会話の中に伏線が張り巡らされているので、よく聞いておきたい。まぁ、聞いたところで全てが理解できるわけではないと思うけども。
主人公・デルはやたら洞察力に溢れている変人で(シャーロック・ホームズを彷彿とさせる)、その会話もなかなか楽しい。ヒロインのキンバリーも少々エキセントリック。変人のデルにも口で全く負けない。しかしそんなキンバリーでもデルみたいに洞察力のある恋人を持つと大変だろうな、と思ったら案の定。

この映画は失恋あるあるに溢れている。いくらデルが変人でも、一歩を踏み出せなかったことを後悔して涙を流す彼に共感できる人は多いのではなかろうか。重症の失恋経験者にとっては、胸が本当に痛くなるほど切ないぞ。

最終章でデルは言う「ここは僕の世界じゃない。君と結ばれない世界に意味は無い」このセリフに共感できる人、あなたとは苦い酒が飲めそうだ。

詳細評価

物語
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