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鶯谷奇譚 UGUISUDANI (2015)

監督
大木一史
  • みたいムービー 9
  • みたログ 7

4.17 / 評価:6件

昭和的不条理の美

  • cq2***** さん
  • 2016年6月4日 15時47分
  • 閲覧数 249
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

あいまいだがスムーズでなんとなく心地よい、といった映画でない。強引に、世の中の場末の矛盾の裂け目に頭を突込んだような映画である。正岡子規?の霊に導かれるように元画学生のデリヘルのチラし配りの青年(福田英和)と、アイドル志望だったデリヘル嬢が鶯谷の異空間にさまよい込む。しかし、考えてみると演劇や映画やセックスも、人を狂わせるものという意味では同じかもしれない。いろいろあってラストシーン、ここを立ち去ろうとする悲しくも愛しい主人公あおい(山内志織)を見下ろしているのは上野の高台の墓地の霊たちだけなのかも知れない。長回しのキャメラが孤独な亡霊の見た目のようにおぞましくも愛しい街鶯谷に執りついているようだ。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 悲しい
  • ロマンチック
  • 不思議
  • 不気味
  • 知的
  • 絶望的
  • 切ない
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