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映画 「聲の形」 (2016)

The shape of voice/A SILENT VOICE

監督
山田尚子
  • みたいムービー 1,868
  • みたログ 1.6万

4.12 / 評価:14,415件

好き嫌いが分かれる、ではない。

  • tri***** さん
  • 2019年11月8日 12時08分
  • 閲覧数 1170
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

他のレビューで「胸糞悪い」「皆んなクソ」などありますが、どのキャラクターもが誰にでも当て嵌まるのではないかと思う。いじめに無関心な担任、人の目が気になって結局転校していったクラスメイト、クラスのリーダー格である女子生徒、中学にあがっても人の悪口を周囲に言いふらすいじめ共犯者、etc…。
けれども、許されたいという思いか初めからやり直したいという思いか、関係再構築に動き出す人たちのぎこちなさや想いが細かく描かれていると思う。それは当時いじめていた人と、いじれられた人、その保護者や友達、全ての想いを丁寧に描いている。約2時間で上手く描いている。
加害者、被害者、いじめを見ていた傍観者、すべてに私たちは当て嵌まる可能性があると思うと、高校生という成熟段階の若者達が足掻いている姿に心を打たれる。
「主人公の石田がどの顔さげて西宮に友達になろうと言えるのか」という反応もよくみるが、小学生の段階では理解出来なかったことが成長するにつれて理解できるようになったのだと思うとそれほど非難されるものだろうか?人間、大人でも立派な人はいないだろう。
ちなみにこの作品は「西宮が全てを受け入れる甘さを前提に作られている」と言う方もいるが、作中で西宮も自分の不甲斐なさに後悔している場面があるので、西宮は甘いのではなく、立ち向かう勇気が無かったこと後悔して泣いている。みんな後悔をかかえており、全てのキャラがクソでは無いと言いたい。

ちなみに原作既読からの映画でした。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • 切ない
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