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映画 「聲の形」
2016年9月17日公開

映画 「聲の形」

The shape of voice/A SILENT VOICE

1292016年9月17日公開

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1.0

謝罪と忍耐を美徳とする文化が不快

まず始まりからして障害者の親に不快感を持った 小学生が理解することなど難しく、イジメが起きるのも必然、そんな中に放り込んだ親の責任は大きいと思う その後欝々とした主人公を延々見せられることになるが、それではイジメの主犯としての説得力がない まともに謝れる親であったことも、ある意味で主犯は別の奴で、そいつはのうのうと青春を謳歌しているんだろうと思ってしまう やったことは返ってくると言いながら、周囲の人間の分まで主人公が全て負っているのも、セリフを軽いものにしている 中盤の言い合いは、もはやウザイ奴決定戦のようになっていたが、川井のウザさが突き抜けすぎて、自分に正直すぎるだけの植野がマシに思えてくるほど しかし、最も不快感を覚えるのは、絶対的な善として描かれる聴覚障害者が謝ってばかりということ 何をされても耐え忍び笑顔を浮かべ、ゴメンとアリガトウで乗り切ろうとする こういうキャラを絶賛する文化が気持ち悪いし、国際社会で通用しない理由が分かる やり返すことなく大人の対応だと称賛するが、そんな人生はいつまでもやられっぱなし、それが現実 ついでに謝りすぎて謝罪も軽い 本当に自分が悪いと思ったときにだけ謝る方が、双方にとって重みを感じるものになる 常に本気で自分のせいだと思いながら生きているなら、いつかまた飛ぶだけ 同情を集めるのに十分な美少女だったのがまたね。。。 ストーリー展開も微妙 中盤でいきなり告白するのも、そこに至るまでの過程が不明で急すぎる 終盤はあの流れから遊びに誘う主人公の内心は理解し難く、その後の流れは全てご都合主義、違和感しかなかった ラストでイイヒトになるクラスメイトたちも胸糞 良かったのは絵がキレイってことくらいの映画だった

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