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上映中

映画 「聲の形」 (2016)

The shape of voice/A SILENT VOICE

監督
山田尚子
  • みたいムービー 1,917
  • みたログ 1.7万

4.12 / 評価:14979件

人と関わる大切さ

  • wat***** さん
  • 2020年8月2日 12時15分
  • 閲覧数 1573
  • 役立ち度 18
    • 総合評価
    • ★★★★★

原作を読まずに映画だけ見ました。
作画が綺麗でした。

共感できる映画でした。

西宮さんが石田君を好きになる理由がわからないという
レビューをちらほら見ました。
リアルとして小学校の時あれだけの虐めをした相手をどんなに相手が変わっても好きになることなんてないだろうということなんでしょうか。

社会に問題なく参加できる力のある人ならばそう思うのでしょうか。
「あいつが悪い」と言い続けられるのでしょうか。

西宮さんは耳が聞こえません。
自分が話しかけられても聞こえません。
音のない世界に住んでいます。

唇は読めるようでしたね。
あと雰囲気や相手の表情、所謂空気を読んで
何とか社会と繋がりを持とうとしていました。

音がないという孤独ははかりしれないものがあるのではないでしょうか。
音楽も聴こえない。生活の中に物音もない。
声がどんなものかわからない。

自分以外は当たり前にあるものがない。
皆にはある世界がない。

そんな欠落感と孤独の中

邪魔者扱いされる
誰もこちらを向いてくれない。
私の話を聞いてくれない。
それどころか私の存在はないものとされる。

それが普通の暮らしだとしたら
壮絶な孤独です。

小学校時代の石田君の虐めは許されるものではありません。
でもそんな中でも西宮さんは関わりたいと、
理解してもらいたいと必死だったように見えました。
西宮さんは強い人だと思いました。




そんな西宮さんにすれば

自分に会いに来てくれて手話を理解してくれて、話してくれる人がいたらすごく嬉しいでしょう。

西宮さんにとって自分に関心を寄せてくれて、こちらを向いてくれる相手は宝物ではないでしょうか。

好きになって当然だと思います。

精神が病んでいようが闇を抱えていようが嫌われようが偽善者だろうが過去に虐めた相手であっても、今穏やかに関わってくれる。

その時は間違っても理解できなくても相手を傷つけてしまっても逃げても
それに気づけば何度でもやり直せる、それは何度でも。

人間なんてそう簡単に変われるものではありません。

何度同じことを繰り返してもその度に
お互いを理解しようとし関われればよいだなと思えました。


人間関係って穏やかに関わり続けることが最重要なように思います。
その為にお互いの理解が必要なんだと。



孤独があるのは西宮さんだけではありません。

障がいのある方も健常である方も其々に全く違う
闇があり苦悩があり孤独もある。


必死に生きている中で歪であってもお互いを理解しようとすることの
大切さ、
人と関わる事の重要さを改めて思わせてくれる映画でした。

原作を読めばまた違う感想になるかもしれません。
また機会を見て読んでみたいと思います。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • ファンタジー
  • 切ない
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