あらすじ・解説
1950年代、黒人のアーティストたちが中心だったモダンジャズ界へと飛び込んだ、白人のトランペッターでボーカリストのチェット・ベイカー(イーサン・ホーク)。優しい歌声と甘いマスクで人気を博した彼は、「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」などの名曲を放つ。しかし、ドラッグに溺れて破滅的な生活を送るようになる。そんな中、自身の人生を追い掛けた映画への出演を機にある女性と遭遇。彼女を支えにして、再起を図ろうとする彼だったが……。
シネマトゥデイ(外部リンク)
本編配信
スマートフォンご利用の方はアプリから視聴できます。
予告編・動画
作品レビュー(62件)
- Karuna
5.0点
イーサンホークが魅力的。 チェットベイカーにも魅了されました。 ジェームスディーン、一番好きな俳優ですが、ジャズ界のジェームスディーンと言われたのが分かる。カリスマ性、見た目も面影ありますね。 確かにチェットは弱く、女性を幸せにはしない人かもしれないけれど、なんだか憎めなかった。この映画も、フィクショナルな部分も多分にあり、美化しているということもあるかもしれないけれど、なんだか憐憫の情しか湧かなかった。 イーサンホークの魅力もあるのでしょう。 本人には遠く及ばないけれどトランペットの腕前には驚きました。 イーサンホークは、本当にこうした弱いダメ男が似合う。 悲しいけれど引き込まれた映画でした。 観賞後、ずっとMy Funny Valentine を聴いてました。
- bar********
4.0点
ネタバレチェットだけの音
このレビューにはネタバレが含まれています。 - luna
5.0点
もしチェットベイカーにジェーンのようなパートナーが本当に居たなら、 ジャズの歴史にチェットベイカーの名は無かっただろう。 ジェーンはチェットベイカーが求め続けた理想で、それは彼の作った音楽そのものなのだ。 何処にもなかったからこそ、チェットベイカーが存在したのだ。 ジェーンが大事な場面で自分を優先させた設定なのは、それを示唆しているのかも。 しかしながら、 この作品はチェットベイカーの甘く切ないジャズそのもののように甘美。 そして切なく‥ 映画としては素晴らしいと思う。
- arl********
4.0点
シブい、いい映画でした。E.ホークがいろいろツライC.ベイカーを好演していてハマってました。 ジャズマンの伝記映画としてはかなりいい出来だと思います。
- ソロビッチ
5.0点
「ねえいいですか、夫としてちゃんと責任を持てとかそんな説教されるなら俺は全く構わない。でも音楽とか才能とかバードを語る気なら、悪いけど、ふざけるなと言わせてもらう」チェット 「率直に言おう君は元ヤク中だ。ジェーンが君の娘なら結婚を許すか」父 「パパ!!!」ジェーン 「ねぇ戻りましょうアイス食べたい」母 「俺は泳いでくる」チェット 「これチェットに渡して」ジェーン 「残念だよ」ディック 「残念なのは私じゃない」ジェーン 137分チャプター12 チェットベイカーが好きでイーサンホークも好きだからかもしれないがかなり良かった。 白人男性と黒人女性の恋愛だから偏見なしの本当の純愛に見えるしお互いの両親に会いに行くのも良かった。チェットと父親の決別も悲しかった ドラッグ中毒者関係の映画は避けられることもあるが一番悪く責められるべきはドラッグを製造販売してる奴らだからね。 欠点はチェットベイカーに見た目が全然似てない所とマイルス・デイビス役が黒人なだけで無名俳優でライバルとして凄味がない。 あとこれだけは突っ込ませてください。ラスト、ディックはチェットの薬止めろよ!呑気に拍手してんじゃねーよ! ラブシーンはあります。 100点
スタッフ・キャスト
人名を選択するとYahoo!検索に移動します。