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キャロル (2015)

CAROL

監督
トッド・ヘインズ
  • みたいムービー 1,643
  • みたログ 3,577

3.59 / 評価:2313件

切なくて美しい女性の愛の物語

  • 2児母mame さん
  • 2017年4月18日 11時28分
  • 閲覧数 2477
  • 役立ち度 12
    • 総合評価
    • ★★★★★

WOWOWにて鑑賞。
ケイト・ブランシェットよりちょっと年下な主婦です。

ケイト・ブランシェットの怪演といえば
いろいろな映画を観て感じていましたが
「ブルー・ジャスミン」
「シンデレラ」など
本当に今回も素晴らしい演技でした。

妖艶で、哀愁漂う美しい女性キャロル。
声に秘められた想いが非常に繊細に演じられていたと思います。
これぞケイト・ブランシェット!!と思わされる圧巻の存在感でしたね。

そして、キャロルに惹かれる未熟な若い女性テレーズ・ベリベッドを
ルーニー・マーラーが。。。。
ドラゴン・タトゥーの女とは180度逆のキャラでちょっとびっくりでした。でも、純朴で可憐な女性を見事に演じていました。表情がとても可愛かったです。

この映画は同性愛の悲しい、切ない恋の行方を描いていますが、
母として、妻として、一人の女性として苦悩するキャロルと
自分がよく分からず、夢を、結婚を目の前に苦悩するテリーズの
心の動きが非常に繊細に描かれている映画でもあります。

音楽も素晴らしいですね。
どのBGMも哀愁漂う切なくも美しい曲でした。
まるで芸術作品を観ているかのようなそんな雰囲気で見入っていました。

男性の俳優陣はまるでお弁当の中のパセリの様な扱いで
登場しますが、とにかくこの映画は主演女優二人を堪能する映画であります。

美しい二人の絡み合うシーンは非常に美しく、
非常に切なげで、情熱的な愛を感じました。

私は静かな気持ちで、どっちかというとテリーズ側の視点で
感情移入して鑑賞していました。
ラストの二人の視線の向き合い方、ものすごく絶妙で
出会いとのリンクが素晴らしかったですね。
とにかく、音楽、映像、雰囲気がキレイ!

クライマックス前のキャロルと夫と弁護士が話し合うシーン
キャロルの決意が非常に感動的でした。震える声、本当は弱い部分をたくさん持っていたキャロルの本音が素晴らしかったです。
裁判で不利になると分かっていても、全てを認め、全てをさらけだし、
「自分として生きたい」
この映画の全てがこの一言に集約されたと思えるワンシーンでした。

原作も是非読んでみたいと思いました。
キャロルの精神状態がやや描ききれていない幾つかのシーンがあったり、
キャロルの夫の言動が常に唐突で、どうしたいのかがわかりにくかったり、
そのあたりが気になったので満点ではありませんが、
☆4つとさせていただきます!

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

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