意外な程の低評価に納得
- ang***** さん
- 2018年9月27日 20時51分
- 閲覧数 4091
- 役立ち度 12
- 総合評価
1950年代という時代を再現するような映像も音楽も完璧、セリフを最小限に抑えて役者の表情と仕草で魅せる演技も素晴らしい。
なのになぜこんなに低評価なのかと言えば、この映画が、恋愛映画の衣を纏った女性の成長ものの映画だからだ。男性中心の社会に適応して女性としての役割を担うことを拒否し、自分らしく生きることを模索する2人の女性が、互いに影響しあい、自分の人生を歩むことを選択する。「良妻賢母」から逸脱した女性に対する社会の拒否感を、この映画に対する評価の低さで再確認した次第である。
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