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劇場版 響け!ユーフォニアム ~北宇治高校吹奏楽部へようこそ~ (2016)

Sound! Euphonium

監督
石原立也
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3.73 / 評価:759件

映画館に響け ブラバンの音色!

  • bakeneko さん
  • 2020年5月25日 10時33分
  • 閲覧数 392
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

コロナ自粛開けで掛ける映画不足に苦心している地元シネコンが引っ張り出してきた京アニの代表作でもある名編で、大音響の映画館での鑑賞にぴったりの音楽と映画館でのスクリーンアップでも目を瞠るほどの緻密で美しい色彩で、映画の醍醐味を味合わせてくれます。

吹奏楽に青春を燃やす女子高生たちを京都の四季の中に活写してゆく―武田 綾乃の自伝的小説シリーズの劇場アニメ第一弾で、TVアニメ放送の第1期(2015年4月~6月)のエピソードを再編集したものに描き下ろしを加えた劇場版となっています。

北宇治高校に進学した黄前久美子は中学校でも吹奏楽部でユーフォニアム奏者だったこともあって、仲間たちに誘われて吹奏楽部に入部する。折しも吹奏楽部は新任の音楽指導者:滝昇が就任したことで、これまでの同好会的な馴れ合いを捨てて全国大会を目標に据えることとなった。それぞれの悩みとモチベーションを抱えながら吹奏楽部の仲間たちは切磋琢磨を開始して、ユニークで厳しい練習やパート内でのポジション争いが、春から夏に遷り行く京都の風物の中に繰り広げられてゆく。そして部活で絆を深めながら彼らは友情と恋愛、葛藤を経験して成長してゆく…というお話で、登場キャラクターの個性&魅力と共に、各楽器の特性や、吹奏楽の練習風景も活写されていて、野球部などのスポ根ものとは一味違うー“文科系部活に燃やす青春”を映し出してゆきます。

次第に上手くなり、一丸となって行く演奏風景の音の進化が聴きどころとなっていて、「セッション」や「シーモアさんと、大人のための人生入門」、「スイングガールズ」の様に、先生の適切なコーチングと特訓によって良くなってゆく音色に惹きこまれますし、桜が咲き散る春から若葉の初夏を経て夏色に変化してゆく京都の情景を、光のハレーションまで再現して描き出した映像も眼福であります。

一直線に音楽に打ち込む高校生の純粋な想いと繊細な感性を音楽と映像のアンサンブルで魅せてくれる名作アニメーションの第一弾で、本作を鑑賞すると吹奏楽の演奏やパレードを観る眼と聞く耳が確実に変わってきますよ!

ねたばれ?
ここまで本格的に京都を描いたのならば、会話も京都弁でやって欲しかったなあ~。

詳細評価

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