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マジカル・ガール (2014)

MAGICAL GIRL

監督
カルロス・ベルムト
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  • みたログ 713

3.55 / 評価:522件

とてつもない〝魔力〟を秘めた怪作。

  • hik***** さん
  • 2020年8月25日 9時53分
  • 閲覧数 302
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

鬼才を感じさせる脚本と演出です。
先が全く読めないシナリオと、強烈にシュールレアリズムな演出の妙技。
天晴れとしか言いようがありません。


不可解な描写や謎が多く散りばめられており、それらは監督の意図的な演出のようですが、やはりここに賛否が分かれている模様。
個人的には、その謎に面白味を感じました。

また、敢えて重要な場面は見せないと言う演出も功を奏したかと。
例えば「トカゲ部屋」で〝何か〟があって、満身創痍となったバルバラの姿をカメラははっきりとは映しません。
しかし、介抱してくれたダミアンに右手を添えるシーンで、血塗れの右手が映ります。
これだけの演出で観客の脳裏に、何か恐ろしい事をされたのだ、と印象付けるのです。
劇場映画デビュー作で、これほどの手腕を発揮してしまう監督の方が、ある意味、恐ろしいものです。

個人的に気に入ったのは、ルイスとバルバラの初めて出会うシーン。
すなわち、嘔吐物まみれの男と、額から血を流す女性の深夜の邂逅。
こんなシュールレアリズムな演出をする時点で、監督はもう鬼才の原石を持っているとしか思えません。


ファンシーなタイトルから想像もつかないほど、ショッキングなサスペンスでした。

基本的に音楽は無いのですが、それゆえに唐突にかかる楽曲(しかも何と日本の歌!)も強烈に印象に残りました。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 悲しい
  • 不気味
  • 恐怖
  • 絶望的
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