典型的な原作改悪作
- aix***** さん
- 2020年11月19日 22時27分
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- 総合評価
まず、良かった点から。
・タイトル。原作の『生活』を『ヒーロー・マニア』に変換出来た点は高評価。
・窪田正孝。キョドる様子からアクションまで、実に良く演じていた。上手い。
・片岡鶴太郎。初対面時の顔芸以外は原作イメージ通り。いいキャスティング。
・山崎静代。まず、あの役のオファーを良く受けた。そして良く演じた。
・ストーリー中盤まで。法人化後の変容辺りまでは、まぁ悪くなかった。
続いて、悪かった点を。
・東出昌大。完全なミスキャスト。拗らせた役が似合わないし、上手くない。
・船越英一郎に課した演技。あの口調やダンスは何?監督の抱く悪党像が余りに薄っぺらい。
・法人化の経緯。ホームレスを仲間に入れる際の「ワタシが保証する」じゃ無理があり過ぎる。原作の「法人化に伴う、前歴を問わぬ求人にホームレスが応募して採用。その後メキメキ頭角を」なら、まだ判るのだが。
・パワー系狂女がJK秘書の「スケバン刑事」的な攻撃で倒せるか?無理だろ。
・オジサンを死なせる必要はなかった。最後に幽霊?妄想?で登場、からの娘が遺品で継承の展開も余りに陳腐。
個人的には、この展開が非常に嫌で評価を大きく下げた。
正直、星一つでもいいのだが、窪田正孝と片岡鶴太郎、山崎静代の起用でオマケの一つ追加。
オススメは出来ない。
窪田正孝目当てでPV的に見るなら、まぁ。
あ。小松菜奈は可愛かったですよ。
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