あらすじ・解説
1926年デンマーク。風景画家のアイナー・ヴェイナー(エディ・レッドメイン)は、同じく画家の妻ゲルダ(アリシア・ヴィキャンデル)に女性モデルの代役を依頼される。その際に、自身の内面にある女性の存在を感じ取る。それ以来リリーという女性として生活していく比率が増していくアイナーは、心と体の不一致に悩むことに。当初はそんな夫の様子に困惑するゲルダだったが、次第に理解を深め……。
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作品レビュー(295件)
- まっしー
4.0点
誰も悪くないから、余計に苦しい。 性自認が理解されていなかったこの時代、どれだけの葛藤があったのだろうか。 「これはどんな気持ちの表情、態度なのだろうか…」と考えるところがいくつかありました。 心の部分をもっと分かりやすく掘り下げてほしかったかな。 ラストは映画用なので、調べてみるとまた新たな気付きがあります。
- pok********
3.0点
実話であまりに悲しいラスト。 いいラストなのだが トランスジェンダーの主人公の気持ちが 伝わり難い脚本でした。 奥さんもとても素敵なのだが 奥さんのシーンを減らしてでも こちらに時間を割いて欲しい。 と言うか、ダラダラ長過ぎなのに 心に残らない。 リリーの苦しさだけは よく描けてた。 物足りないのは脚本が 悪いよね。残念。
- gia********
4.0点
前半はアイナーの気持ち、後半はそれに加え 妻の愛した人から離れられない愛情ゆえの苦しみが痛いほど伝わりました。 あの状況で支えてくれる人が現れたのは見る側には救いでした。 スタートからとても入り込みやすく配役も良く見やすかった。 良作だと思います。 誰も悪くなく、ただ辛い状況になっていく 何がベストなのかもわからない… ジェンダーで悩んでる方も心から皆変わらず 幸せになれる世の中になっていくことに世界が変わっている今、この作品は非常に意義があると思います。
- 多分映画好きなおばさん
4.0点
テレビとネットでちら見して鑑賞。 目にも止まらなかった作品でしたが、 深夜に放送されていて見たらびっくり。 奪われてしまいました。 私はファンタスティック…を見てないので、全く気にならなかったけれど、 ファンの人が見たらどうなんでしょう? 余計なお世話だとは思いますが、 少し受け入れられるのか心配になりました(笑) しかも、あっけらかんとした性的な描写や、どうしても出さない訳にはならない肉体的な問題があり、 テレビではカットされていましたが、 本来の方ではギリギリでモノが映ってるという驚き(@_@) もちろん、ソレっぽくしてるだけで、 本人のモノではないと思いますが、 じつはそれが気になって、 そこだけ大手プライ○ビデオで見直したという… もう、バカなおばかなおばさんですね(苦笑) 話としては、たまに主人公としての男性(?ヒロインというべきなのか?)へ対して、 みるみるワガママになって行く様に、イライラさせられることが多々あり 「うーん」 という部分がありましたが、 一見お茶目な奥さんが、うんうんと、それでも戸惑いながら、 寛大に聞いてそばにいてあげる姿が、 なんだか健気で、 途中でチャンネルを変える事が出来なくなってしまいました。 なんとも一言では言えませんが、 …お子さんが居なくて良かったですね。 いろんな意味で、こんな悲劇な事はありません。 実話という事で調べて見ましたが、 性転換手術を初めてした方で、 けっこうなトシになってから、目覚めたというか開花した感じ。 それゆえ、多少違いがありました。 また、手術は5度だったとか、 元々子宮を持っていた両方の資質がある人だったというのもありました。 夫婦二人共、手術の時は、彼氏がいたというのも…(*_*) 近年、LGBTが唱えられていますが、 事実とは多少異なるファンタジー部分があるために、 スッと受け止める事が出来た作品かな、とも思いました。 そこが高評価のポイントです。 ですが、ちょっとワガママな部分がなぁ…。 なので星は一つマイナスです。 でも、お勧め出来る方かな。
- kbd********
4.0点
子どもも持てず女性になることで夫としてパートナーがいなくなってしまう奥様の気持ちを思うと辛いものがあります。自分の性に苦しみ本人ももちろん苦しいのですが。 それでも相方を心から支えるゲルダの姿勢にとても感銘を受けました。 実話をもとにしてるんですね。 この女優さんいいですね。
スタッフ・キャスト
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受賞歴
アカデミー賞第88回