正に!嘘(ゆめ)と希望と愛の物語!
- lif***** さん
- 2016年3月26日 23時37分
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- 総合評価
この映画は「あなたはあなたのままでいいんですよ」と耳元でそっと囁いてくれる。
幸せの価値を他人の幸せと比較することで見出すことしかできなかったけれど、この映画を観て幸せの価値は自分自身の基準なんだと実感した。
考えてみれば当たり前のことだけれど、そんな当たり前のことをわすれてしまうぐらい、自分と向き合う時間がなかった。
“この世界はさ、本当は幸せだらけなんだよ”
でもそれに気づくことは本当に難しいことだと思う。
そして、それに気づけたら世界の色はがらりと変わるんだと思う。
主人公の七海はそれに気づけた。羨ましい。
この映画が囁いてくれた言葉に「ありがとう」と返したい。
鉛のように重い荷物を手放して、背筋をのばし軽快に前を向いて歩いていこう!
そんな気持ちになりました。
七海(黒木華)の儚さと、その内に眠る強さ。
真白(Cocco)の大きな愛と、その内に眠る悲しみ。
安室(綾野剛)の冷然さと、その内に眠る優しさ。
本当にこの3人が愛おしい。
心から抱きしめたい映画です。
詳細評価
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