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マネー・ショート 華麗なる大逆転 (2015)

THE BIG SHORT

監督
アダム・マッケイ
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  • みたログ 3,738

3.29 / 評価:2785件

トランプ旋風のわけが分かった気が

  • sta******** さん
  • 2016年3月5日 23時04分
  • 閲覧数 1871
  • 役立ち度 21
    • 総合評価
    • ★★★★★

リーマンショック、7年も前のことなんですねー。7年ひと昔、もう忘れかけてました。
当時聞いていたサブプライムローンだのクレジットなんとかスワップだの、なるほどそう言うことだったのか、とだんだん分かってくるように映画のなかで説明してくれます。なぜかバスタイムの美女とかスターシェフが笑。

映画が語るリーマンショックの構図というのは、低所得者にほぼ無審査で住宅ローンを組ませ、返済が滞るリスクを複雑な仕組みの債券にしてあたかも安心なように見せかけて銀行が売りさばき大もうけ、それを格付け会社も証券取引委員会もマスコミもヤバイと思いながら黙ってやらせていた、または積極的にのっかっておこぼれにあずかった。
バブルがはじけて銀行の一部は倒産したりウォール街にリストラの嵐が吹き荒れたけれど、金融安定化の名目のもとに天文学的な額の税金が投入され、バブルのつけは国民が払って大銀行は安泰、中低所得者は家や職や年金を失い、格差がますます広がった、ということのようです。
何だか既存の政治家を信じられずトランプに賭けてみたくなる気持ちが分かってきました。

ストーリーでは、リーマンショックの数年前にそんな住宅ローンバブルに気づいた何人かの男たちが、バブルが崩壊することに賭けて空売りをしかけて、、、、
みんな物凄く個性的な男たちで、最初は自分の予測が正しいことを証明したい、の一心だけれど、だんだんと予測が現実になったらどれだけの人たちの人生が崩壊するかに思いを至らせるようになり、むしろ哀しみを募らせていくのが、強欲ばかりの金融の世界の一点の良心に思えてほっとさせられました。

金融用語は難しいしシビアな現実もチラチラ出てきますが、ノリはコミカルでアップテンポ、ブラッド・ピットやきれいどころも出てきます。日本の金融界の存在感は皆無ですが、日本料理店は結構重要な役割だったかも。
アメリカという国の本質が垣間見え、今の大統領選にもリンクして、タイムリーに面白く見られる映画でした。
ただ用語や人物関係がややこしいので、映画のサイトであらかじめ読んでから行くと話についていきやすくなると思います。

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