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幸せをつかむ歌
2016年3月5日公開

幸せをつかむ歌

RICKI AND THE FLASH

1012016年3月5日公開

fg9********

3.0

ネタバレメリル・ストリープの多芸ぶりを愛でるだけ

 …あらすじは、解説のとおり。  リッキー(メリル・ストリープ)は家族を捨て、「リッキー&ザ・フラッシュ」というバンドを率いて小さなライブハウスで歌う日々を過ごしていた。  そんなある日、別れた夫(ケヴィン・クライン)から、娘のジュリーが夫に捨てられて塞ぎ込んでいるので、会いに来てくれないかという連絡が入る。  今更、どんな面を下げて行けばいいのか臆したが、娘のことを第一に考えて会いにいくのだった。  案の定、娘からはクソミソに罵られて何の役にも立たないリッキーだったが、お得意のギターの弾き語りでチョッピリ娘の気を取り戻すことに成功するのだった。  で、娘の着た切りスズメ&スズメの巣のような頭を清潔にするまでに至るのだった。  で、この娘のジュリーがメリル・ストリープに瓜二つで、よくもま~、似た女優を探してきたものだと感嘆し切りだったが、これを書く前に調べたら、メリル・ストリープの実の娘だと知って吃驚だった。  で、リッキーと娘とのわだかまりも溶け始めるのだったが、後妻の黒人の女性が現われて、産みの親と育ての親の論理を振りかざされて、退却を余儀なくされるのだった。  で、時は流れて、リッキーの息子が結婚し、その披露宴への招待状が届くのだった。  場違いこの上ないと感じたリッキーだったが、いそいそと披露宴に赴くものの、やはり宴席の人たちはリッキーのことを胡散臭そうに見遣るのだった。  で、産みの親のリッキーのスピーチの番が回ってくるのだが、このスピーチで泣かせてくれるのかと思ったら、大した内容のあるものでもなく、代わりに「リッキー&ザ・フラッシュ」総出でのロックを奏で歌うのだった。  で、披露宴の出席者は最初のうちは白け切っていたが、そのうちにノリノリになって全員が躍り出して大団円、ハッピーエンドで幕を閉じるのだった。  こうして書いてみると、ストーリー的には本当に面白みのないどこにでも転がっている内容で、メリル・ストリープの多芸ぶりを愛でるだけの作品だった。  後は、親子共演ぐらいしか見所はなかったが、鼻の形と顎のエラの張り出しは瓜ソツだったな。

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