ここから本文です
【お知らせ】映画館の上映スケジュールについて、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の影響により、実際の上映時間と異なる可能性があります。ご不明な場合は、各劇場にお問い合わせくださいませ。

上映中

君の名は。 (2016)

YOUR NAME.

監督
新海誠
  • みたいムービー 6,292
  • みたログ 6.8万

4.12 / 評価:60,707件

ブームの時に見ておけば良かった

  • jit***** さん
  • 2020年1月15日 1時51分
  • 閲覧数 897
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

私が、流行りもんにはとりあえず唾を吐いていた時期に公開された作品だったので今更観たんですが、なるほど今見ても十二分に楽しめる名作だなと思いました

新海監督作は今作が初めてなのですが(cmや何かの宣伝で目にしていた通り)美術面に武器がある人だと分かりました
自然・人工物の色を正確に捉えた上で光の強弱を巧みに使い、現実には無いけれども限りなく現実に近い風景を演出
しつこい!ってぐらいに繰り返し起きるレンズフレアはもうフェティッシュと言っていいのかもしれません
実際、それによって映画全体があたかも観光映像のようでもありました
また、瀧くんが糸守について調べていた時の資料!
こういうSF作品で私が何にときめくかと言えば、その世界での暮らしや文化、歴史のディテールが垣間見える瞬間であり、あの本や地図に何が書かれているのかをチラッとしか見せない辺りに監督とのシンクロニシティを感じずにいられません
設定資料集はなんとかして見たいと思います

今作のストーリーですが、潔さを感じました
瀧と三葉のロマンスに重きを置いているので、互いに対して何を感じてどう考えているかは(正直言って)台詞過多で描写されます
恋愛についての映画として、2人の間が縮まる過程の描写はかなり王道のそれでした
入れ替わりを通じての"触れ合い"→互いの生活を守るための"2人だけの約束"→第三者を通じた"気付き"→瀧が三葉に対して"理解を深め"→会いたい気持ちが大胆な行動を起こす…
それと並行して三葉を隕石から救うという話も進行しているのでクライマックスが2つあることになります
潔いなと最初に言ったのは、こういった瀧と三葉の心情を映すために他の登場人物が添え物になってしまっているためです
1つ目のクライマックスで瀧が三葉に会えた時点で隕石から救うこと自体は達成し、後は2つ目のクライマックスに向けて(文字通り三葉が)駆け出すのみ
SF設定はしっかり描かないことが効果を生むことがよくありますが、キャラクターは描けないのなら描かない方がいいことがままあると思います
…まぁ具体的には三葉と父親の関係です

他にも、瀧と三葉が1番大切な互いに関する記憶を失うことになった御神体はどういう場所なのか・どうしてムスビが瀧と三葉の間で起こったか・瀧が隕石事件を想起できなかったのは何故か・奥寺先輩は何なのetc...
気になることは沢山ありますが、一葉婆が言ってた村の歴史を焼失させた誰だったかのせいで分からんということで一つ…

一点、まったく好きになれなかったのがボーカル曲の使い方です
この作品何を思ったのかキャラクターの台詞とボーカルを平気で同時に流すせいでどちらもがノイズになってイマイチ頭に入ってこない
RAD好きな親友がいるのでその影響で私もよく聞くんですが、せっかく歌詞の言葉遊びが優れたバンドを起用してるのにその歌詞の理解を邪魔するなよと
私が大好きな作品の1つにガーディアンズオブジギャラクシーという作品があり、そのラストで流れる曲は主人公と母親や仲間との絆やこれからの在り方を示す非常に重要な役割を担うので、キャラクターを黙らせた上に画面に歌詞も載せ、観客にどうして今この曲が流れているのか、を強く訴えかけます
…この作品には合わない演出ですが、もうちょっとなんとかならなかったのかと
またそれと同時に、あらためてキャラクターが心情を言葉に出し過ぎだなと言うことにも気づきました
曲と映像が十分にキャラクターの心情を映しているのにそこに台詞が入るのは、PVかテレビアニメのようで非常にウザいです
テレビアニメのOPっぽいのが映画前半に二度挟まるのは他ではあまり見たことがない構成でしたが、そのタイミングも映画始まってすぐと、始まってから20分くらいの二箇所にあるのでテレビアニメのOPとEDっぽくて、なんだろうこれ…?と不安でした
二度始まる作品自体は映画に限らずよくありますがこの作品に関してはその意味も効果も感じられませんでした

最後に1つだけ、作中何度も開いたり閉まったりする扉のみを映すカットがありますが
何故か凄い好きです
何故好きかはまだ分かってません

このレビュー投稿時点で既に文章でのレビューが8,900件、点数のみも含めると60,000件以上とヤフー映画でも尋常でない数が表示されているのを見るに、やっぱり凄いヒットしたんだなぁということと、まだ話題が暖かい内に見て色んな人と話したかったなぁと後悔しました
天気の子も見てないので…次回公開作は劇場で観たいです

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • 楽しい
  • ロマンチック
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ