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マギー (2015)

MAGGIE

監督
ヘンリー・ホブソン
  • みたいムービー 110
  • みたログ 619

2.74 / 評価:432件

これはゾンビ映画ではない

  • mkm***** さん
  • 2016年9月5日 17時29分
  • 閲覧数 4038
  • 役立ち度 14
    • 総合評価
    • ★★★★★

シュワちゃん主演による初めてのゾンビ映画。

これを売りにしたかったのかも知れないですが
ゾンビ映画で定番?の
ゾンビが襲ってくる=銃でドンパチ撃ちまくる等は一切ない。

と言うか、グロいシーンもほとんどない。

では、評価はどうなのか、というと
自分は、★5つです。

上記のように、ゾンビから逃げながら、なんとか生き残るような
ストーリーを期待していた人からすると、当然評価は低いでしょう。

実は自分は鑑賞前、俳優復帰してからのシュワちゃんなんだから
また、アクション系の(ゾンビを撃ちまくる)映画だと思っていた。

しかし、始まりのシーンから、なんとゆるやかな流れで進んでいく。

娘がゾンビ(というかウィルスに感染した人)に腕を噛まれて、
その病院へと向かうシュワちゃん。
その時、う~ん、これはゾンビ映画なのか~等と感じていた。

その、ゆったりとした流れ、そのままに、進むのだが。
なぜか、自分は惹きつけられました。

それは、娘が少しずつ、所謂ゾンビ化していく流れの中で
シュワちゃんの父親としての苦悩と、その娘自身の苦悩が
続いていくのです。

父親視点では、シュワちゃんの近隣友人家族が同じように感染した娘をもち、
その結末を知る事による苦悩と医者による選択肢として
(1)隔離施設へ連れていく(おそらく、ゾンビ変転時に抹殺)
(2)隔離施設で飲ませる薬の投与(苦痛みは伴うが最後まで家族とはいられる)
(3)自分でカタをつける

どれも、父親視点では受け入れがたい内容です。
もう既にゾンビ化しているならともかく、(少しずつ変化はしているが)
愛娘に、そんな事は出来ない(シュワちゃんも、即答している)

しかし、刻一刻とそのカウントダウンは近づいている。

また、娘視点では、ボーイフレンドの結末を知り、義理の母との関係や、亡き実母との思いも映しながら、自分自身の変化にも気づき始める。


そんな親子の結末は・・・



もう、涙なくして観られません。


実は、自分にも娘がおります。
もちろん、映画のようなウィルス等ではありません。

しかし、難病で、長生きは出来ません。

だから、なのかな。
最後のシュワちゃんの行動は、とても理解出来るんです。

そして、それに対しての娘の行動にも。


これは、ゾンビ映画ではありません。

父と娘、親子愛を丁寧に描いた作品です。
ゾンビという設定でなければ、子供から大人まで観て貰いたい作品だと
思いました。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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