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ロスト・パトロール (2013)

A ESTRADA 47/ROAD47

監督
ヴィセンテ・フェハス
  • みたいムービー 4
  • みたログ 27

3.05 / 評価:19件

第二次世界大戦 イタリア戦線下でのブラジル部隊

  • mar******** さん
  • 2016年5月17日 11時06分
  • 閲覧数 2675
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

1944年、ラテンアメリカ諸国の中で唯一、連合国としてヨーロッパ派兵を実行したブラジル陸軍(FEB)の実際の活動を映画化した作品です。

第二次世界大戦最中のイタリア戦線、ドイツ軍により埋められた地雷によって、連合国の進行が危ぶまれる中、地雷撤去の任務に就くブラジル陸軍の小部隊と、同行するブラジル人記者の姿に迫った作品です。

第二次世界大戦下での、アメリカを中心とした連合国vsドイツ軍の戦いを描いた作品は数あれど、ブラジルの派兵部隊の活躍を描いた作品は始めて見たので、非常に新鮮でした。

極限下で精神に異常をきたす隊員、イタリア人脱走兵との交流や価値観の違いなど、戦争に於ける兵士の精神性が焦点となっています。

中でも、ドイツ兵を単なる悪人と描かず、一家族の夫であり父親として、職務を遂行すべく参戦している善良なる一市民として描いてあり、その様な作品はあまり多くないので印象的でした。

だからこそ、同じく妻子が祖国で待つブラジル兵と、ある種の友情が芽生える過程も、胸を打つものがありました。

派手な戦闘シーンは無いので、その様なものを期待すると、肩透かしを食らう可能性が高いです。

物語の中心となるブラジル兵の部隊も小隊なので、地味と言えばかなり地味です。

戦争アクションというよりは、極寒のイタリア戦線といった過酷な状況下での人間模様や精神状態を描いた戦争人間ドラマといった様相です。

第二次世界大戦下でのブラジル陸軍の事は、正直知らなかったので、大変興味深く拝見しました。

ポルトガル、イタリア、ブラジル合作映画なので、ハリウッドらしい派手さはないですが、静かな作品ながらヨーロッパ映画らしい趣きが漂っている所は好みでした。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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