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もしも建物が話せたら
2016年2月20日公開

もしも建物が話せたら

CATHEDRALS OF CULTURE

1552016年2月20日公開

yam********

2.0

もっと建物にフォーカスを!

原題はCATHEDRALS OF CULTURE、文化の大聖堂たち。 ドイツのベルリン・フィルハーモニー → クラシック音楽 ロシア・サンクトペテルブルクのロシア国立図書館 → 文学 ノルウェーのハルデン刑務所 → 犯罪と更生 アメリカ・サンディエゴのソーク研究所 → 自然科学 ノルウェーのオスロ・オペラハウス → オペラと演劇 フランス・パリのポンピドゥー・センター → モダンアート、図書館 いずれも偉大な人物たちが建てた偉大な建物たちです。 ロシアの図書館は歴史を感じさせますが、本が多すぎて気が狂いそうになります。 ソーク研究所は敷地内に緑が全くなく、砂漠の中の牢獄のようです。 ポンピドゥーセンターはまるで精油工場のよう。 最も人間味を感じ、しばらく住んでみてもいいかもと思ったのは、皮肉にもハルデン刑務所でした。 緑が多く、落ち着いたインテリアで住み心地良さそうでした。 独房の白い壁にクソで書かれた落書きを消す係の人、お疲れ様です。 77人を殺害したブレイビク受刑者も収監されているのでしょうか。 もっと建物たちに焦点を当てた映画かと期待しましたが、ロシア国立図書館、オスロ・オペラハウス、ポンピドゥー・センターなどはムダなカットがだらだらと続き、焦点がぼやけているように感じました。せっかく建物を擬人化したなら、もっと語るべき物語があったような気がします。 企画はいいのにまとまりが欠け、思い込みと主観に走って観客置いてけぼり映画。

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