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もっと建物にフォーカスを!

  • yam***** さん
  • 2016年7月2日 12時47分
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

原題はCATHEDRALS OF CULTURE、文化の大聖堂たち。

ドイツのベルリン・フィルハーモニー → クラシック音楽
ロシア・サンクトペテルブルクのロシア国立図書館 → 文学
ノルウェーのハルデン刑務所 → 犯罪と更生
アメリカ・サンディエゴのソーク研究所 → 自然科学
ノルウェーのオスロ・オペラハウス → オペラと演劇
フランス・パリのポンピドゥー・センター → モダンアート、図書館

いずれも偉大な人物たちが建てた偉大な建物たちです。

ロシアの図書館は歴史を感じさせますが、本が多すぎて気が狂いそうになります。
ソーク研究所は敷地内に緑が全くなく、砂漠の中の牢獄のようです。
ポンピドゥーセンターはまるで精油工場のよう。
最も人間味を感じ、しばらく住んでみてもいいかもと思ったのは、皮肉にもハルデン刑務所でした。
緑が多く、落ち着いたインテリアで住み心地良さそうでした。
独房の白い壁にクソで書かれた落書きを消す係の人、お疲れ様です。
77人を殺害したブレイビク受刑者も収監されているのでしょうか。

もっと建物たちに焦点を当てた映画かと期待しましたが、ロシア国立図書館、オスロ・オペラハウス、ポンピドゥー・センターなどはムダなカットがだらだらと続き、焦点がぼやけているように感じました。せっかく建物を擬人化したなら、もっと語るべき物語があったような気がします。

企画はいいのにまとまりが欠け、思い込みと主観に走って観客置いてけぼり映画。

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