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断食芸人 (2015)

監督
足立正生
  • みたいムービー 10
  • みたログ 13

2.82 / 評価:11件

ラストがクソな映画

  • Vampyros Lasboss さん
  • 2016年3月25日 0時23分
  • 閲覧数 1764
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

先週土曜日からシネ・ヌーヴォで「足立正生と断食芸人」が開催されています。
初日の『赤軍―PFLP』でのトークショーにおいて、足立監督と観客の質疑応答があったのですが、そこで一人の質問者が本作のラストのネタバレをしてしまっていました(@_@;)
これから観ようとしていたので、楽しみ半減で、(…このクソ野郎~!)と思ったのは私だけではないでしょう(^^;
そのせいだけでもないでしょうが、私が観に行った日は客席ガラガラ。

さて、映画ですが、
コミックやラノベ原作の映画が幅を利かせ、アラーキー(本作のスチールを撮影)の言うように家族モノでたるんだ日本の映画界に、敢えて百年近く前の小説を映画化し喝を入れた心意気には敬意を払います。

カフカの『断食芸人』をベースにしているものの、原作では主人公は滅びゆく“断食”という芸への愛着と矜持、周囲の人々の無理解からくる苦悩が描かれますが、本作では主人公は自らの意思に関係なく一人の小学生のSNSの投稿によって断食芸人に仕立てられ、“断食行為”の意味をそれぞれ立場の違う人々がそれぞれ違う解釈するというもの。
これに、原発、過剰医療、アイヌ沖縄問題、天皇制、等々、足立監督が訴えたいテーマをちりばめ、その映像に、同じカフカの短編小説『掟の門』や魯迅の『阿Q正伝』からの一節をかぶせてきます。
いろいろ物申したいことはわからないでもないですが、詰め込みすぎで、とっちらかった演出に、断食男を観ているこちらはお腹いっぱい(^-^;
また、
男は50日も檻に入って絶食してるので頬が痩けたり髪や髭が伸びてぼうぼうに…、ということはなくて(笑)シラけました。
足立や寺山修司を“アングラの旗手”として崇め奉る人にとっては面白いのかなぁ?

『あまちゃん』の音楽も手掛けた大友良英のテーマ曲だけは、力を抜いて(手も抜いてたりしてw)とぼけた感じが良かったです☆

詳細評価

物語
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