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蜜のあわれ (2016)

監督
石井岳龍
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2.98 / 評価:530件

二階堂ふみ の魅力で持つ。

  • Kainage_Mondo さん
  • 2016年4月1日 18時52分
  • 閲覧数 6178
  • 役立ち度 24
    • 総合評価
    • ★★★★★

石井岳龍 監督 ( 09年以前は 聰亙 以下敬称略 ) の 12年「シャニダールの花」は あほらしさ満開 だった。それ故 本作は大いに迷ったのだが、今を時めく 二階堂ふみ 見たさに鑑賞に踏み切った。結論から言えば彼女の魅力で持った作品であり、まずまずの出来栄えだったと思う。

59年 に出版された 室生犀星 の幻想文学 『蜜のあはれ』 の映画化。原作未読だから比較は出来ないが、映画は難しい拵えではなかった。序盤は 80年「ツィゴイネルワイゼン」を想起させる不思議な味わいだったので、嬉しくなって思わず惹き込まれてしまった。このままのペースで行って頂戴よ~ 不条理大歓迎だよ~ と祈るような気持だった。

祈りは ・・・ まぁ通じなかったが、これは原作もあることだから仕方無いかも。シネマスコープが云々という台詞もあって 物語の舞台は 1950年代半ば らしい。二階堂 が実は 作家 ( 大杉漣 ) の飼っている金魚であること以外は 幽霊 ( 真木よう子 ) が出没するくらいで、驚きも映像の面白さ美しさも徐々に色褪せ、迷宮を彷徨うような快感は得られなかった。

そんな中盤以降を支えたのは 二階堂ふみ だった。現時点で “解禁” されている範囲で美しい肢体を晒して魅力を放ち、大杉漣 を相手に激しい台詞の応酬で女優としての力量を示した。彼女のファンなら大満足であろうと思ったね~。


【 余談 】 その壱 ) 芥川龍之介 に扮した 高良健吾 が良かった。短い登場時間ながら作品を引き締めたね。その弐 ) あの当時、作家が描いていた小説の扉絵の料金が 2000円 で 花が一本 10円 なのに、琉金一匹 300円 は高級ではないの ? ! と細かいところが気になった ( 笑 )。

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