ここから本文です

ノーマ、世界を変える料理 (2015)

NOMA MY PERFECT STORM

監督
ピエール・デシャン
  • みたいムービー 41
  • みたログ 93

3.05 / 評価:55件

♪カツオ風味の~

  • Vampyros Lasboss さん
  • 2016年5月11日 1時11分
  • 閲覧数 2574
  • 役立ち度 7
    • 総合評価
    • ★★★★★

デンマークの首都コペンハーゲンにあるレストラン、ノーマ。
オーナーシェフのレネ・レゼピのポリシーは「ノーマで提供する料理は、北欧のものだけを食材として使う」。
2010~12年まで3年連続で世界ベストレストラン1位に輝くも、2013年に食中毒を出してしまったことから2位に転落、そこから這い上がり再び1位の座を取り戻すまでの軌跡を辿る映画です。

ドキュメンタリーなので、前半は関係者へのインタビューが主で同じような証言が何度もあるので眠くなり、後半は食中毒事件などで盛り返すものの、全体的に良くできた作品とは言いがたいです。
なにより、多くの観客が期待していたであろう、レネが厨房で料理する場面は殆ど無し。食材選びや従業員の指導ばかりで、自宅で食事を作る場面くらいしか見当たらない。
レネはマケドニアからの移民で、人種差別という逆境をバネにのし上がってきたのに、それについては、本人と父親と友人の証言だけで、さらっと流しています。
スゴい料理人でプロデューサーだということがさっぱり伝わらない。

あと、映画ファンとしては聞き捨てならないのが、
世界一になったあとのレネの証言で、「アカデミー賞を獲得したウディ・アレンのようだよ。返せと言われないかドキドキだよ」という言葉。
ウディ・アレンはアカデミー賞には興味がないので喩えが間違っている。
レネは映画について詳しくなさそうだからそんな発言しても仕方ないけど、デシャン監督はドキュメンタリーといえども映画人なんだからウディ・アレンのアカデミー嫌いは知ってるはず、ここはカットしないとダメ。

他にも疑問点がいくつか。
◇野原で採った蟻をタッパに入れて、それをクリーム(?)に乗せていたけど、蟻を食べるの?!
◇結局、ノロウィルスの感染源はムール貝なの?
◇そして、その食中毒の打撃から完全復活できたのは、2012年以前のやり方と変わらず新しいメニューを開発していったから?
◇雲丹をスコットランドの漁師から買っていたけど、スコットランドは北欧ではないような?

音楽の使い方もとんちんかん。
レネをモーツァルトに喩える証言の前の、従業員を指導するシーンで「レクイエム」がバックに流れたり、
ラストは世界ベストレストラン1位に返り咲きハッピーエンドを迎えたのにもかかわらず「家は失った、灰になろう」とかなんとかいう詞の歌が流れるエンドロール、
いったい何を意図した演出なのかと頭に疑問符が付いたまま幕が降ります(^^;

しかし、この映画でいちばん気になったのは、中盤でシェフの一人が料理の試作品を説明するシーン。
字幕では「カツオのダシを使い…」とあるのですが、私の耳にしっかりと聞こえてきたのは「HONNDASHI」! Σ( ̄皿 ̄;;
まさかの味○素?!
北欧の食材使うんと違うんかい!ww

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 未登録
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ