●●なんだか残念な仕上がり●●
- purin*** さん
- 2018年5月1日 9時56分
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- 総合評価
ふだんコーエン兄弟作品だからと特に選ぶことはないけど、これは予告が面白そうだったので見てみる。
まずキャストがなかなかオツで、ちょい役で色んな人が出てきて贅沢感はあった。
渋いところではクリストファー・ランバートなんかが意外な役で出てたり、後からWikiで潜水艦の艦長が
ドルフ・ラングレンって見て再確認したけど、これは知ってても絶対に分からん!っていうカメオ出演。
西部劇専門役者に苦労させられるレイフ・ファインズやスクープを狙う記者とスタジオの駆け引き、キリストを
扱う映画を撮るにあたって宗教各派の代表を集めて会議するシーンなどなど細かい部分では面白いシーン多数。
映画スタジオの内幕ものとしては、トラブルに次々対応する凄腕ジョシュ・ブローリンがすごくいい味出してて
当時の雰囲気も味わえてけっこう好きなテイストなんだけど、全体を通して見ると退屈な印象なのはなぜなんだろう。
唐突にソ連の潜水艦が出てきて、チャニング・テイタムが亡命するオチが突飛すぎてついて行けなかったけど
当時の赤狩りって聞いたことはあるけど詳しくは知らないし、こういうことも全くないことでもなかったのかな。
さすがに潜水艦はないだろうけど笑。 当時のハリウッドの共産主義者を皮肉ってる感じはした。
それと字幕で見たけど、西部劇俳優の訛りのくだりは字幕で表現する苦労がしのばれて、アクセントがらみのネタって
日本人にはニュアンスが分からないから難しいと思う。吹き替えで変に日本の訛りで話されてもシラけるし。
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