これはヒドイ
- b27***** さん
- 2021年1月24日 21時53分
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製作者は原作の何を魅力に感じたのかな?
一個人の感想だけど、俺は
「周りより大人びた環境で育った2人が、大人の悪意や自分たちがまだ子どもとだという現実を突きつけられながらもお互い求めながら、高め合いながら成長する物語」って感じてて、大人ぶるけど子どもらしい一面や、朝倉さんの破天荒な人間の表現がすごく好きだった。
でも映画は夏芽もコウちゃんの深堀もないから、
「カーストの高い子どものイキった恋愛物語」にしか見えなかった。
夏芽やコウちゃんの子どもらしい一面が皆無だからただの大人ぶった子どもにしか見えないし、コウちゃんの神秘的なオーラや優しさ、葛藤が表現されてないからただの嫌ないじめっ子でしかない。
あれじゃ大友の方がいいってなるよ。勿論大友も好きだけど。
夏芽の服装もモデル感0だったのも痛手。
ジョージ朝倉先生のぶっ飛んだ表現があるから俺みたいな男でも笑いながら引き込まれたのにそれもないからただただ綺麗ぶった青春を見せられてる印象。
映画だから色々端折られてることは覚悟してたけど、改めてマンガ読み直したら漫画より序盤はテンポ悪い。
時間が限られてる映画で漫画よりテンポ悪くて大切な出会いをしょぼくするってなんなの?
最後どうしめるかも気になったけど正直ガッカリで、他のコメントにもあるように訳分からんって言われて当たり前だと思う。
製作者はこの物語の何に惹かれて、何を伝えたかったんだろう?
表面的な綺麗さしか感じられなくて、だからこそ中身のないものになってしまったように感じる。
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