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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 (2016)

FANTASTIC BEASTS AND WHERE TO FIND THEM

監督
デヴィッド・イェーツ
  • みたいムービー 1,574
  • みたログ 1.4万

3.83 / 評価:11,456件

魔法使うんじゃなくて…

  • さぶネバ さん
  • 2016年11月27日 0時09分
  • 閲覧数 1409
  • 役立ち度 28
    • 総合評価
    • ★★★★★

ハリーポッターシリーズではお馴染みの著書、「幻の動物とその生息地」の著者であるニュート・スキャマンダーを主人公にそえたハリーポッターシリーズのスピンオフ作品。

ハリーポッターシリーズの一作目から数えて、約70年ほど前の物語なので、古き良きニューヨークの街並みと、シリーズならではの世界観が妙にマッチしている。

エディ・レッドメインはいつもながらの好演で、ニュートの落ち着きがない様子とか、いつもせかせかしている様子を物凄く上手く演じている。
脇にコリン・ファレルだとか、サマンサ・モートンだとか、ジョン・ボイトいう名優を起き、物語りに深みを持たせているあたりも良いし、何しろ今作の目玉である様々な魔法生物と、ニュートの持つトランクの箱庭のような場所が物凄く幻想的で素晴らしい。

しかしながら、やはりハリーポッターシリーズの中に今作を並べても、劣るほうじゃないかと思う。
まず、ハリーというキャラにニュートは勝てていないし、シリーズのダークさも今作にはあまり見当たらない。
そればかりか、今作の魔法はちょっとズルい。もう魔法でなんでも出来てしまう感がある。ハリーポッターシリーズからあった魔法ばかりだが、ハリーポッターシリーズの良さはそれらに余り頼らず、苦難を解決してきたところにあったのに、今作では魔法の連発。忘却させまくり、物を直しまくり、瞬間移動しまくり…なんというか、魔法のありがたみが失せている感がある。
もう少し、ニュートならではの、魔法に頼らず魔法生物に助けてもらうシーンをもっと出して、魔法に頼りきりの魔法使いたちへのアンチテーゼのような意図を打ち出して欲しかった感はある。

そして、今回のヴィランというか、悪の元凶というか、あの実態のないバケモノみたいなやつの描写がちょっと古臭いような気がする。
たくさんの動物たちが出てきて、どんな姿をしたやつなんだろうと思いを巡らせたが、煙…って!(笑)
非常に既視感のある敵。アイデアの宝庫、JKローリングならもっと斬新な敵を生み出せたはずだが、残念。

とは言え、新たなシリーズの始まりとしてはそんなに悪くはなく、これからニュートがいろんな国々を旅し、いろんな事件を起こしていくと思うとワクワクするのは否定できない。

続編が作られるか否かはセールス次第か?是非、ずっと見ていたい。

詳細評価

物語
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