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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 (2016)

FANTASTIC BEASTS AND WHERE TO FIND THEM

監督
デヴィッド・イェーツ
  • みたいムービー 1,573
  • みたログ 1.4万

3.83 / 評価:11,434件

ファンタスティック ムービー!!

  • UrbanDockGoer さん
  • 2016年12月8日 4時54分
  • 閲覧数 1615
  • 役立ち度 23
    • 総合評価
    • ★★★★★

これはいい! 極上のエンタメ作品。

映画オタクになってまだ5年なので、ハリーポッターシリーズは最終作を辛うじて劇場鑑賞したくらい。ビデオ鑑賞を入れても全シリーズの半分も観ていない。という程度の思い入れの無さではあるが、本作は予告編を観てから「面白そうだ」という確信めいた期待を持っていたので、カミさんを誘って鑑賞。


《物語》
舞台はニューヨーク。時代は良く分からないけど戦前のようだ(ハリーの時代より数十年前ということになる)。そこでは人間と魔法使いが共存していた。

物語は2つの出来事が同時並行で流れて行く。
1つはニューヨークの街に謎の破壊者が出没し、街を恐怖と混乱に陥れる。人間の仕業でないことは明らかなため、人間は魔法使いの仕業と考え、対立(戦争)の危機に直面する。

もう1つはニュート・スキャマンダ(エディ・レッドメイン)が逃がしてしまった魔法動物(Fantastic Beasts)を追いかけて、捕まえる大騒動。


謎の破壊事件が起こったころ、魔法動物科学者ニュート・スキャマンダーを乗せたロンドンからの船がニューヨークに着く。 スキャマンダはトランクに数匹の魔法動物を隠し持ってニューヨークの街に入る。スキャマンダーは街で出会ったジェイコブ(ダン・フォグラー)とふとしたことからお互いのトランクを取り違えてしまう。魔法動物の入ったトランクを持ち帰ったジェイコブが家でトランクを開くと魔法動物達は全てニューヨークの街に逃げ出し、ジェイコブはその1匹に首を噛まれてしまう。

一方スキャマンダーは、魔法界のお役所で働くティナ(キャサリン・ウォーターストン)にアメリカで飼育禁止になっている魔法動物を連れ込んだことを見抜ぬかれ、連行される。しかし魔法動物入りトランクをジェイコブが持ち帰ったことに気付き、2人はジェイコブ宅に急行する。倒れていたジェイコブの噛まれ痕の治療のため、ジェイコブを連れてティナ宅を訪れる。ティナ宅には妹のクイニー(アリソン・スドル)も暮らしていた。

4人で食事をしてその晩は泊めてもらうことに。 

しかし、魔法動物たちを全員無事に保護したいスキャンマンダーは、その晩こっそりジェイコブを連れてティナ宅を抜け出し、ニューヨークの街に魔法動物を探しに出て行くのだが・・・



《感想》
「これぞ、映画の世界!」だ。
まあ、映画と言っても色々だが、ここでは「現実ではあり得ない夢と空想の世界を視覚と聴覚で体験させてくれるもの」。 


まず、映画のオープニングからして素晴らしい。
映画を数見て、最近思うようになったのだけど、オープニングは相当重要であり、監督の腕の見せ所だと思う。 最初の1~2分でいかに惹きこまれるか、次の数分でいかに素早く作品の世界を呑み込めるか。 ここでスッと作品の世界に入り込める場合は大抵楽しめるし(終盤ガッカリする例外もあるけど)、最初の10分で作品に入れ込めないようなときはほぼ例外なく楽しめない。

で、本作は完璧! 最初の3秒のインパクトが凄い。次の数分で舞台設定がスイスイ頭に入り、物語に入りこむ準備OK! 



その後の本編は、何より映像が素晴らしい。
単にCGが凄いとかいうことではない。どんな映像もCGで出来るのは当たり前の時代になってしまったので、単に「実写と区別がつかない」「迫力が凄い」では誰も感動しなくなっている。どんな視点、どんな画角で、どんな動きをスクリーン上で見せるかというのが勝負になると思うけれど、本作は極めて秀逸。CGだけでなく人物のアップやアングル等も工夫されている。 とにかく映像から受けるワクワク感やインパクトが半端ない。
そこが本作の肝だ。



役者については
エディ・レッドメインはさすがオスカー俳優。今回はちょっととぼけた善人の科学者役だが、ちょっとした表情の演技に惹きつけるものがある。

それ以外の役者は良く知らないのだが、ジェイコブ役のダン・フォグラーが良かった。最初に登場したときはそんな重要な役とはつゆ知らず、冴えない町人だと思っていたけど、とてもいい味を出していた。

あと目を引いたのはヒロイン、ティナよりその妹役のクイニー役のアリソン・スドル。YAHOO映画の人物情報では本作しか出演履歴が無いので日本では無名の女優だと思うのだが、その微笑みがチャーミングで今後注目したい。



オープニングが良かったことは最初に書いたが、クロージングもまた良かった。
大騒動を描いた本作を閉じるにあたり、とても穏やかで、スッキリして、さらには次作に続くんだろうという期待が膨らむエンディングだった。

早く、次作が見たい!



2016年 俺のお気に入り作品 1I位(12月7日時点 劇場鑑賞179作中)

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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