あらすじ・解説
幼少期から難病を患う村山聖は、入退院を繰り返す中で将棋と出会い、15歳で森信雄に師事する。10年後、名人になる夢をかなえるべく上京した聖(松山ケンイチ)は周囲に支えられながら将棋に全力を注ぎ、七段に昇段したころ、同世代で名人のタイトルを獲得した羽生善治に激しいライバル心を抱く。さらに将棋に没頭する聖だったが、がんが彼の体をむしばんでおり……。
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作品レビュー(413件)
- 一歩いっぽ
4.0点
対局の合間、まちの飲み屋で酒を酌み交わす羽生さんとのシーンがとても好き。常識人の羽生さんとは明らかに異なる価値観をせきららに武骨に白状していく姿。役のためにかなり太って撮影に臨んだというそのフォルム、実家に戻り「牛丼はやっぱり吉野家」と語る丸い背中がなんとも主人公の武骨さ無頓着、そして何より病を背負って戦う憂いを表現していて松山ケンイチの最高演技と言っていい。全編ハッピーな流れがほぼこないので救いは少ないが、かれを囲むライバルや仲間たちがかれに向き合う姿がいずれも優しさと敬意に溢れているのがほっとさせる。余韻ではなかなかの佳作
- kei642
5.0点
村山さんの事を この映画で知ることができて良かった 役者さんも皆さんとても良かったです 村山さん、生きてほしかったな…
- m_k********
4.0点
病気で自分の命を取るか将棋を取るか 見事なまでに将棋を取った 恋愛も結婚も長生きもしたかった お札を破いたシーンが とてもよかったです
- しおびしきゅう
4.0点
NHKBSプレミアムで鑑賞! 2022年1月9日(日)放送! オイラが2022年に観た、15本目の映画! 今、オイラみたいにあまり将棋に興味のない者にとって、将棋界の話題といえば、藤井聡太だが、その前は、羽生善治だった! その羽生と、『東の羽生、西の村山』と並び称された、天才棋士がいた! 本作の主人公、村山聖である! 幼い頃から、病魔に侵され、そのおかげで将棋に出会ったのだが、その病の所為で、それでも八段まで上り詰め、29歳でこの世を去った、伝説の棋士だ! オイラはたぶん、初めて聞く名前だが、凄い人がいたもんだ! いや、プロ棋士自体が、誰もが全て、凄い人なんだと思うけど! 劇中でも、子どもの頃は『神童』と称され、誰にも負けたことのないような棋士が、プロ棋士になれず、去って行く場面もある! そんな人間の集まりの中で、勝ち続け、昇段していくことは、並大抵のことではないことがわかる! そんな中を、ライバルとだけでなく、病とも闘いながら駆け抜けて行った、聖の青春! 基本はノンフィクションなんだろうけど、分からないが、フィクション部分もあるだろう! ドキュメンタリーのような完全ノンフィクションと、娯楽としての完全フィクションの作品の間で、この映画は完全ノンフィクションに近いような描き方に思えた! もうちょっとフィクションの演出を派手にして、楽しめるようにしても良かったのかなとか思ったりした! 実在した人物の『死』を扱っていて、松山ケンイチの本気の役作りが凄まじかったから、そうもいかなかったのかな! それにしても、橋口役の人が、筒井道隆だったとは、気が付かなかった! 映画って素晴らしい! そいつぁよかった!
- こばゆうさん
3.0点
羽生さん森内さんの1才上。佐藤康光先生と同じ歳。 短すぎる人生が切ない。 演出的には大袈裟にやってるところは当然あるだろう。 子供時代に医者がお母さんに 「何でこんなになるまで放っておいたんだ 早く連れて来なければダメだろう」みたいな事を言うが これ母親からしたら一生トラウマになるぞ。 私のせいで聖が、私のせいだ。と責任を負うことになる。 昭和の医者ってこんなかね。 羽生さんとの最後の対局シーン。 あの局面は有名なNHK杯決勝だったかな? 村山痛恨のミス! 先崎学の先輩、滝誠一郎を演じた安田顕さんは のちにNHKドラマ「うつ病九段」で先崎学を演じる事になる。
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