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マイケル・ムーアの世界侵略のススメ (2015)

WHERE TO INVADE NEXT

監督
マイケル・ムーア
  • みたいムービー 130
  • みたログ 535

3.79 / 評価:399件

価値観の違いに驚く

  • vivaldi_rv256 さん
  • 2018年11月28日 7時18分
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

ヨーロッパの民主主義はやはり歴史の長さが違う。映画ではアメリカとヨーロッパの比較で語られるが、日本との比較で見ても大きな気づきが得られる。我が国は自分たちで権利を勝ち取ることなく近代化の過程で民主主義を輸入し、持ち前の勤勉さで経済成長を実現し大国となった。少子高齢化、人口減の段階に差し掛かった今、日本の民主主義はアメリカとは違う形で綻びが出始めている。というか、映画に出てくるヨーロッパ各国の国民=一般人、公務員、経営者、囚人など、の自信と確信に満ちた言葉を聞くと、果たしてこの国で本来の民主主義が根付いたことがあるのだろうか?と感じる。それぐらい違う。この違いは宗教感、倫理観の違いからも来るものだろう。とくにキリスト教的価値観、倫理観と民主主義との結びつきは強い。宗教的価値観が薄く、民主主義獲得の歴史的背景が薄い我が国には良い悪いはさておき、難しいだろうなと感じた。映画でうかがい知れることは限界もあるし、取材のサンプルも少ないから全てを判断することはできないが、個人的には登場する人たちが、どんな職業、階層であれみな生き生きとしている事が一番印象に残った。これらは国や制度、社会のバックアップから来る安心感からくるものでもある。そうした安心感はいま我が国には乏しい。世代間の意識の違いからくる断然もある。国民として社会人として自分のこれからの生き方、考え方、行動など色々と考えさせられる映画である。

詳細評価

物語
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  • コミカル
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