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二ツ星の料理人
2016年6月11日公開

二ツ星の料理人

BURNT

1012016年6月11日公開

kan

1.0

お腹いっぱいです

普通は、自分の才能とか技術の限界をある段階で知ってそれを克服するわけで、 それを成長と呼ぶわけだが、このストーリィの場合、その限界設定が、料理に関するものではなく、ヤクを辞めるとか、周りと協調するとかっていう一般的なかつかなりレベルの低い「限界」からの克服なものだから、 ①料理人じゃなくてもいいんじゃないか、てか料理の描写が丁寧さに欠ける ②安っぽい結末、もうある段階から結果が見えてるし、ダメ人間が普通になるだけだから感動も薄いし、途中のダメっぷりにうんざりする つまり、料理人を描きたいなら、一番の核心たるべき料理についての苦悩とか軋轢があって然るべきなのに、「料理だけは天才だ」ってのはゆるぎがないんで、周りの人間たちの動きを含めて、薄っぺらい人間たちにしか見えない そもそも、「型破りの天才」が、最後まで権威の権化みたいなミシュランにこだわるところが不徹底で、そのあたりを破壊してくれたらまだ見れたかもしれない 一流の高級料理ってのは、総合芸術なわけで、真摯に向き合う、その緊張感はいい、 だけど、厨房で怒鳴り散らしたり、下職に威張り散らすような料理店の料理は (実際に日本の国内での超高級とされる星付きレストランでそういうとこに行ったことがありますが…)、心から楽しめない、そんなことを想いながら見ました 全体として雑、アメリカ映画の悪い部分が出てる 日本でもこの映画にインスパイヤ(笑)されたとかいう、元アイドルの中年男を主人公にしたドラマが作られたようですが、そしてその男は、常に「型破りだけど天才肌」みたいな役しかやらないので有名ですが、まあそういった単純な構造で世界的な興行を狙う映画を作るってこともあるんだな、としか 邦題はなかなかいいと思いました、原題よりもずっと示唆的でいい、それだけが二重丸

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