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3.0点
…あらすじは、横着をして、解説の次のとおりだけでいいいだろう。 『1945年5月8日、ドイツとの戦争に終止符が打たれたロンドンでは、人々が戦勝記念日を祝っていた。 この機会を逃せば二度とチャンスはないと察した19歳のエリザベス王女(サラ・ガドン)は、父親の国王ジョージ6世(ルパート・エヴェレット)に対して宮殿の外に出たいと懇願する。 何とか許可をもらえた彼女は、妹マーガレット(ベル・パウリー)と共にオシャレしてお忍びでホテルに向かうと……。』 で、お茶目な妹・マーガレットと逸れたエリザベスが戦争帰りの青年ジャックに手助けして貰いながらマーガレットを探すというだけの退屈な話だった。 妹・マーガレットは、お茶目というよりは天真爛漫で破天荒過ぎて、危なっかしくて見ていられなかったな(笑いを含んだ怒!だ)。 彼女らを護衛する2人の将校はギャグにならないほどの間抜けぶりで、エリザベス王女の身に何か大事が起きたら銃殺刑もののおバカさんぶりだった。 戦争帰りのジャックもヌーボーとしていて覇気がなく、魅力皆無だった。 でも、彼のお母さんのどこか遠くを見遣るような眼は、戦争の傷跡を深く留めているように思われて感じ入った。 エリザベス王女の母親のエリザベス王妃役のエミリー・ワトソンは流石の貫禄だった。 で、エリザベス王女役のサラ・ガドンにもそれほど魅かれた訳ではなかったが、ラストの軍服姿は凛々しくてカッコ良かったので、☆一つプラスした。
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