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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー (2016)

ROGUE ONE A STAR WARS STORY/ROGUE ONE

監督
ギャレス・エドワーズ
  • みたいムービー 1,701
  • みたログ 1.4万

4.20 / 評価:11,362件

自称「ファン」の意見は無視しましょう

  • sem***** さん
  • 2016年12月25日 21時59分
  • 閲覧数 10871
  • 役立ち度 218
    • 総合評価
    • ★★★★★

「7」が予想以上にがっくりきた作品だったので正直このスピンオフにも期待していなかった。ただ、終わったとき自分は泣いていた。一緒に行った人がドン引くぐらい泣いていた。登場人物が悲運な境遇に終わったからではない。「これこそ、見たかったスターウォーズだ。スターウォーズが帰ってきた!」と純粋に嬉しかったし、懐かしくて流した涙だ。

スターウォーズは4561237と見てきた。ファンというほどではないが、1を見たときの興奮は今でも覚えている。ポッドレースに運命の戦い。新三部作も旧三部作もこれぞ!という見せ場があり、宇宙と陸上で同時に戦争が起こり、そこには戦術があり、活躍する人物がおり、意外な展開があった。ただ、残念ながら7にはそれを見いだせなかった。本当に悔しかった。感動や興奮を見いだせなかった自分が悔しかった。スターウォーズは変わってしまった。でも今後はそれを受け入れながら、それでもずっとついていこうと思った。時代の流れとかいろいろあるのだろう、仕方ないのだと思っていた。

「1」はファンには評判が悪いという。私には理解できない。従来を踏襲しつつも洗練されたメカのデザインや聞くだけで情景が思い浮かぶ音楽。スターウォーズはSFでありエンターテイメントなのだ。新三部作はどれも傑作だと思っている。旧三部作だって数え切れない見せ場があり、アクバー提督の名采配には鳥肌が立った。

そう、スターウォーズはいつだってロマンと興奮をくれた。「1」のポッドレースを超える興奮があるだろうか。「6」のラストを超えるロマンがあるだろうか。「ローグワン」はそれをリスペクトしつつ、だが確実に超えてくれた。「7」には成し得なかったことだった。

ハイパースペースに飛び込むワクワク感、大艦隊の荘厳さ、宇宙船の離発着、そして考えもつかない戦術。まさしく宇宙戦争だった。「4」を始めて見たときの感動そのままだった。自分でも分からないが、気づけば泣いていた。

「ファン」の方々は、目が肥えてしまったのか、この作品に関しても、やれ序盤が蛇足であるとか、キャラ紹介が薄いとか、まるで映画評論家みたいなことを言い出す。我々は最初から「4」を意味がわからないまま見せられ、それでも必死にしがみついて、世界観を理解し、キャラを理解してきたのではなかったか。「分かる人にだけ分かれば良い」というスタンスではなかったか。いつからスターウォーズを万人受けするキャッチーな映画だと勘違いし始めたのだろうか。「なんだこの金ピカロボットは!?」と感じたはずではなかったのか。いつからK2SOに文句をつけられる身分になったのか。

年の瀬にこんなに泣くとは思わなかった。しかもスターウォーズで。スターウォーズを全く知らない人にはすすめることはできない。ただ、「7」に違和感を覚えた人、旧3部作が好きな人、ファンというほどではないがスターウォーズがなんとなく好きだという人には見て欲しい。

そして願わくば、自称「ファン」の自惚れて曇った目で鑑賞されたこの映画の、中途半端なレビューに惑わされないことを、切に願う。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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