だれかの木琴 (2016)

ストーカー映画と認識して鑑賞！

ある場所に引っ越してきた主婦が初めて立ち寄った美容師に一目惚れ？
その後、付け回し始めるのだがその距離感が微妙で。
どうでしょうか？
ストーカーとまでは言えないんじゃないか。

特に凄い事件を起こすわけではなく、静かに淡々と近寄ってくるが怖さはない。
困ったお客さん止まりだろう！

この主婦を演じる常盤貴子さんが変わらずに美しい！
まさに美熟女！
美しく怪しいファムファタールを見事に演じてます。
もうちょっと脱いでほしかったけど！

旦那さんも微妙なんですよね？
家に凄いセキュリティーシステムを入れてる割には浮気したりしてどこまで家族の事を思ってるのか分からない。

中学生の娘さん(この子が可愛い！）が一番まともに見えるね。

映画は退屈な主婦の日常が徐々に壊れていく様を静かに描いている。
バックに音楽流れる音楽もほとんどない。
娯楽作品でもなく、サスペンス作品でもない。
見ごたえはある。退屈もしない。面白いが何か引っかかるものが残る。

それはラスト。

ラストはどう考えたらいいのかな？
旦那さんの部下をターゲットにストーキング？を始めると考えると、美容師の山田を愛してたんじゃなくてかまってもらいたかった？

う～ん？最後は観客の想像に任せるということなのだろうが、答えは出ないな。