ここから本文です

怒り (2016)

監督
李相日
  • みたいムービー 1,807
  • みたログ 1.6万

4.00 / 評価:14,072件

怒りと絶望とその果て

  • kif***** さん
  • 2019年6月26日 0時59分
  • 閲覧数 1784
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

誰が犯人なのか気になる中での冒頭だったが、濃い三様のストーリー軸、そして主役級の役者たちの演技に魅入ってしまい、後半皆がそれぞれ疑い出すまではその事がそれほど気にならなくなっていた。

中盤のすずちゃんのあのシーン、胸が張り裂けそうでリアルに怖かった。

当時あの年齢で、厳しい監督から精神的にかなりハードな指導を受けたらしい。
あの内容だけに相当追い詰められたかと思うと胸が痛いし、見ていて最初に涙がこぼれたシーン。

そして終盤、犯人には驚愕した。
人によって様々な怒り・絶望・後悔があるが、あんなサイコパスが世の中に潜んでいると思うと背筋が凍った。
吐き気がするほど憎らしく思うくらいの彼の演技が凄まじかった。

見終わったあと、なんとも言えない混沌とした感情に支配されるが、すずちゃん演じる彼女があの彼の思い(行動)に気がついて、僅かながら前を向いて歩き出せるかもしれないと思ったら、ほんの少しだけ救われた気がした。

好き嫌いがハッキリと別れる映画。
打ちのめされ、しっかり絶望感を味わうが、それだけではない何かが心に残る映画だった。

また、流れる音楽もシンプルかつ情緒的であり、物語を引き立てるとてもいい効果を成していた。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • 悲しい
  • 不気味
  • 恐怖
  • 絶望的
  • 切ない
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ