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名もなき復讐
2016年6月25日公開

名もなき復讐

THE LOST CHOICES

1092016年6月25日公開

ken********

4.0

韓国らしい結末

レイプリベンジを題材にした本作は韓国社会の暗闇にもスポットを当てて シビアに描かれている。 言語障害を持っている女性がレイプされたまたま犯人を殺してしまうことから 転がり落ちるように殺人を繰り返すという救えない内容の作品。 まさに韓国がこぞって選びそうな内容で残酷シーンの連続だ。 不幸がずっと続いていく物語は疲れている時に見ると憂鬱になる。 ただ、主演の復讐していく女の子が日本人で言う松本穂香のような 雰囲気を持ち合わせていてあの切ない目を見ていると何とも言えない。 その主人公を支える女刑事がまたいい味を出していて 彼女の妹もレイプで言語障害を持っているという設定がまたいたたまれない。 韓国映画は常に”復讐”というテーマに沿って作られている作品が非常に多い。 韓国の国民性なのだと思われるが日本人にはその感情が乏しいので 韓流に引き付けられるのだと思う。 ラスト、主人公の女の子が脳死直前で生体肝移植を生きている犯人に行う可能性を看護師から聞いた女刑事が、犯人に移植させないために主人公の生命維持装置を切ってしまうシーンはほんとに心が痛くなった。 でもこれぞ韓国映画という感じがした。

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