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バースデーカード (2016)

監督
吉田康弘
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3.70 / 評価:768件

恐るべし宮﨑あおい!

  • 金平糖♪ さん
  • 2016年9月25日 20時26分
  • 閲覧数 2686
  • 役立ち度 21
    • 総合評価
    • ★★★★★

いや~恐ろしい…。
何が恐ろしいかって?

宮﨑あおいさんが!

だって、小学校の黄色い制帽も、セーラー服も似合っちゃうんですもの。

まあ、それはさておき、あらすじは、早逝した母が子供たちが成人するまで毎年バースデーカードを届けるいう、ザ東映映画といった感のベタなストーリー。

私は娘を産んだ時、この子のお産のお世話をするまで死ねない、死にたくないって思ったもの。

幼子を二人も残して旅立たねばならぬ無念たるや幾ばくや…。

芳恵と同様のママ友を、何人か見送った時のことを思い出さずにはいられず、落涙に備え手にはハンカチを握りしめ鑑賞に臨みました。

橋本さんの凛とした美しさ、子役をはじめ、俳優陣、特にユースケさんと木村さんの好演、ロケーションの美しさを堪能。

お別れのシーンはさらりと描き、その後の家族の歩みを丁寧に描く。

楽しみだったママからのバースデーカードが、年齢を重ねるうちに負担に感じるようになったりする様に、脚本の深さも感じました。

目立つことが嫌いで脇役でいいと言う紀子に、誰もが自分の人生では主人公なんだよと諭す芳恵。

主題歌は木村カエラさんですが、私の頭の中では、さだまさしさんの『主人公』が流れていました。

故・児玉清さんの『アタック25』シーンには、何とも言えない思いも抱きました。

しかし、谷原章介さんの『アタック25』が、ストーリーの肝となる展開に、暫し呆然。

ああ、朝日放送が東映の次に名を連ねていた、製作委員会方式の作品だったなあ…って、興ざめ。

なるほど、図書館には芥川賞作品が並んでいたなあ、本作のノベライズ本等、本関連はKADOKAWAさん。

もうそうなると、ストーリーの幹より、製作委員会に名を連ねている枝葉の諸々の思惑が鼻についてしかたなくなり、ハンカチの出番は失せました。

でも、父と喧嘩したという紀子に、立石君が自分たち兄弟を養うために身を粉にして働いている母に対してそのような態度は取れないというシーンは印象的でした。

紀子の父は研究職のようで、家も木下グループが製作委員会に入っているだけあってモデルルームばりのお洒落さ。

母子家庭より父子家庭の方が経済的には余裕があるのが一般的ですものね。

でも、父親も子供達を愛し、守るために精一杯頑張っている!

前述の、亡くなったママ友のお子さんのラインのプロフ画像は、お父様を真ん中にした家族三人満面の笑みの図。

このお父様は、下のお子さんの小6の最後の学校行事の際、「これで親の務めを一つ果たしたといった感で肩の荷が少しおろせます」とおっしゃっていました。

親にとって、最後の肩の荷を下ろすのは結婚式かもしれませんが、嬉しい反面断腸の思いにもなることでしょう。

本作の結婚式のシーンは温かく、頑張っている父親を熱演しているユースケさんが印象的でした。

最後に、本作とは関係はないのですが、闘病中の芳恵の帽子姿や、娘と息子の幼子二人を抱えている件に、闘病ブログを始められたあの方を連想せずにはいられませんでした。(陰ながらご快復を心よりお祈り申し上げております…)

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