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シング・ストリート 未来へのうた (2015)

SING STREET

監督
ジョン・カーニー
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4.11 / 評価:2028件

青春にきゅんとくるのは年をとった証

  • eac******** さん
  • 2018年9月6日 18時04分
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

いつもの通り、オリジナル曲が最高なのは言うまでもなく、オーディションで選ばれたというコナー役の彼も素晴らしい。

ちょっとお育ちが良さそうな薔薇色ほっぺで、無防備なパジャマ姿で両親の離婚を切り出されてしまう、まだまだ親の庇護のもとにいる子供だったコナー。

大学中退の兄、ブレンダンとの関係性も可愛らしい。
世間的にはダメ男でも、少年にとって兄というのはいつでもヒーローなのだ。

でもある日恋をして、急いで大人にならなきゃいけなくなった。
あの年頃の女の子は男の子よりずっと大人っぽい。

泳ぎが苦手なのに海に飛び込んだラフィーナ。
帰りのバスで、濃い化粧が落ちた素顔のラフィーナとコナーが見つめ合う。
このシーンはとても好き。
追いつきたかった年上の女性は、守りたい女の子になった。

ジョンカーニー 監督作のなかでは、ONCEダブリンの街角でやはじまりのうた に比べてはっきりとしたラスト。
これは登場人物の若さも理由になるのかな。
前二作は大人ならではの恋愛の機微だった。

(ちなみにONCEのときのマルケタ・イルグロヴァは10代だったというのだから、女の子の早熟さが分かるというもの。)

どこか嬉しいような胸の痛みと懐かしさと、少しの羨望と。

青春とはその真っ只中で自覚するものではなく、終えた者だけが感じる郷愁だ、というような言葉をどこかで読んだなあ、とふと思い出したのだった。

詳細評価

物語
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