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シング・ストリート 未来へのうた (2015)

SING STREET

監督
ジョン・カーニー
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  • みたログ 2,672

4.11 / 評価:2026件

悲しみの喜び?

  • komlprjrjjijj さん
  • 2018年9月20日 18時22分
  • 閲覧数 897
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

まず、ジョンカーニー監督の作り出す音楽が好きじゃない方は好きになれない作品だと思います。これはジョンカーニー映画全てに言えることですが。
この音楽的嗜好はどうにもならないと思います。

でもこの映画、映画的にもめちゃくちゃ素晴らしいんすよ…。
例えば配色、「悲しみの喜び」という言葉劇中に出てきますが、これに呼応して青(悲しみ)の使い方がとてもよかった。
「悲しみの喜び」とは、失う悲しみを知っているということは、それを持っていた喜びも有していたという何か哲学的な意味なものでしたね。
悲しいシーンのときは、ラフィーナが青い服を着ていたり、青い服のエキストラが通ったりしています。

そして、あんな人やこんな人が踊りまくる妄想ライブシーン。あそこで印象的な色は赤でしたね。でも同じくらい青色も使われてます。そこになんとも言えないセンスを感じました。
そう、あのシーンは主人公の悲しみがピークに達した「喜びの悲しみ」を表したシーンでした。ややこしいですけど、ここの表し方が本当に素晴らしい。
ああなれば良かったのに、こうなれば良いのに。
そんな気持ちが爆発して、それ自体を見せられることで悲しみも爆発します。でも、だからこその「赤」なんです。
セリフの積み重ねや「色」という演出構成があってこその名シーンだと思います。

なので、最後の体育館ライブシーンが黒基調なのも、見ている人が それぞれが何か意味を感じ取れることができます。

他にも、音楽の作る過程の可視化や、2回以上見るとわかると思うのですがBGMも伏線的に使われていたりと、楽しい発見がたくさんあります。

布教はこの辺で終了します。
私は、10回以上観ましたが、まだまだ観たりません。みんなにもハマってほしいっす!

詳細評価

物語
配役
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映像
音楽

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