ぶっちゃけ大したことは言ってない(・ω・)?
- kam***** さん
- 2018年7月19日 20時08分
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ストーリー「選挙を前に、大きな影響を与えうる大スクープをゲットしたマスコミ主人公とそのチーム。ギリギリのスケジュールを何とか間に合わせ放送された番組は、案の定大きな反響を得て、主人公たちは一躍スターに。しかし、準備不足がたたり、番組内で提示した証拠に疑問符がつけられ、一転、主人公たちは大反発を受けてしまう。会社は保身を選択し、主人公は解雇、チームも解散、協力してくれたベテランの大物アナウンサーも責任を取って降板となる。後始末のため、調査委員会の査問を受ける主人公。弁護士はとにかく無難な対応をするよう提案するが、主人公は己の正義と矜持を曲げることなく、堂々と引退していくのであった」てな感じ。
「ニュースの真相」を見ました。インターネットの発達した現代。マスコミの隠蔽・ねつ造だのがよく騒がれる現代。ジャーナリズムのあり方・マスコミの在り方を問う、最近の日本でもとても身近で、興味深いテーマだと思います。
ただ、タイトルにも書きましたが、「ぶっちゃけ大したことは言ってなくね(。´・ω・)?」ってのが正直な感想。
そもそもが、証拠集め&固めを十分にできなかったのが原因なわけで。なのに、やれ「圧力」だの「隠蔽」だのと、「陰謀論」を唱えるのは「開き直り」ってもんでしょう。仮に「政府の陰謀」云々だとしても、それをちゃんと調査して証明するのがジャーナリストの仕事なわけで。「言ったもん勝ち」みたいな報道してりゃ、批判されるのは当たり前です。
作中で「圧力だとかに負けず、真相を追いかける勇気が必要」みたいなメッセージがあったかと思いますが、中途半端な仕事して、しっかり調査してるジャーナリスト・マスコミの評判を無駄に落としてるのはオメ~だYO!、って感じです。
言ってしまえば、「仕事でミスした主人公が、責任を取るだけ」の映画。
ただ、役者さんのすばらしさなどにより、フツーに見れる、というか映画として、見世物としては面白いなと感じたので星4です。
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