ここから本文です

全員、片想い (2016)

監督
伊藤秀裕
飯塚健
永田琴
宅間孝行
原桂之介
藤井道人
山岸聖太
  • みたいムービー 1,198
  • みたログ 1,072

3.13 / 評価:362件

片想いは歳に関係なく切ないね

  • UrbanDockGoer さん
  • 2016年7月7日 22時51分
  • 閲覧数 1914
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

いい歳のオヤジですが、割とこういうの好き。
ということが普通でないことが良く分かった(笑) 水曜日、レディスデーとは言え、30人くらい居た客の中で、男は2人だけ。もう1人は若いカップルだったので、きっと彼女が観たいと言ったのだろう。そう考えると、実質俺1人(笑)


《物語》
ラジオ番組でリスナーから片想いの想い出を募り、そのうち7人の片想いストーリーを番組で紹介する。それに加えて、番組のパーソナリティー(加藤雅也)と番組スタッフのストーリー、計8作のオムニバス映画。


《感想》
登場人物はもちろん若い人が中心ではあるが、高校生、大学生から会社員、美容師、初老のパーソナリティー、老女までバラエティーに富んでいる。

年齢は様々だが、片想いは年齢に関係なく切ないものだ。もちろん、歳をとればその感情の処理は若い頃より上手くはなるが。 そういうところもキッチリ描かれている。


特に気に入ったのは3作。
1作目は情けない新入社員が、先輩女性社員に鍛えられて成長する話。成長した頃には別れが待っているという切ない話だが、こういうのって有りそうだし、先輩社員演じる森絵梨佳が魅力的だった。


2作目は耳が不自由で、地味に閉じ籠っていた女子高生(広瀬アリス)が、髪を素敵にカットしてくれて自分の魅力を引き出してくれた美容師(斎藤工)に恋をするお話。 これは単純に本作を観る強い動機になった広瀬アリス主演だから。 最初のメガネをかけた地味っぷりに、「え、またこんな可愛くないアリス?」と不安になったけど、魔法のカットですぐに可愛くなった! 女子高生役ということで、改めてすずとそっくりと思ったけど、可愛くて満足(笑)  お話としても切なさ度はかなり高いし、結末が微笑ましくて良かった。


3作目はパーソナリティーと番組スタッフの話。途中までは「どっちが片想い?」と思っていたけれど、これはラストがいい。 大人って感じが。 
ところで、解説を読むと実際に加藤雅也がパーソナリティーをやっている番組があって、それが原案になっているらしいが、「なるほど!」である。 加藤雅也が本番でマイクに向かって話し始めると、それまでとは打って替わった美声が響き、本当のラジオパーソナリティーみたいだなと思って観ていたのだ。なので、番組収録シーンがとてもリアル。


また、後から驚いたのは知英。彼女は韓国ポップグループ KARAの元メンバーなんだな。韓国からの留学生役なのだが、あまりに完璧な日本語だったので、日本人とばかり思っていた。韓国語を話すシーンもあるのだが、「ああ、韓国語頑張って勉強したのだな」と思った(笑)  それにキレイだった。



つうことで、傑作と言うほどではないけど、好感を持てる作品でした。強いて言うと、話を5本くらいに減らして1本をもうちょっとじっくり観ていたかったな。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • ロマンチック
  • 切ない
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ