作品レビュー(8件)
- hos********
4.0点
ネタバレ4人の関係性
このレビューにはネタバレが含まれています。 - tau********
5.0点
ネタバレ純粋な心に泣けた
このレビューにはネタバレが含まれています。 - hcc********
5.0点
がらくたというタイトルとは裏腹に、キラキラまぶしい青春映画だった。 主人公は、灯台のもとで不思議な少年と出会い、トタン小屋に集めたがらくたで遊ぶ。 他の人から見るとただのがらくたかもしれないが持ち主にとってはかつて宝物だったのだろうと思いを馳せる様子は、秘密基地を作ったり探検をしていた少年時代を思い起こさせる。 仲間を大切に思うあまり、時に傷つき不安定になる少年少女の繊細な心が見事に描写されていた。 子役のキャスト達もさることながら、脇を固める俳優陣もなかなかの名演。そこに素晴らしい音楽が見事に融合し、ラストではホロリとさせられた。 ぜひ全国の少年少女、またかつて少年少女だった大人に見てもらいたい作品である。
- Kensuke Tsutsumi
5.0点
行き場のない孤独だったとき、唯一、この世界で心を開くことのできた親友を救おうと奔走する少年を主人公にした青春モノ。 舞台となる香川県の坂出市へ越してきた主人公の少年と、赤い灯台の近くにあるボロ小屋でがらくたを集めている少年との物語にココロがあたたかくなりました。結構ヘビーな展開もあったけど、こういう友達のいる中学生時代を過ごしてみたかったな…。 風景なんかの映像もすごくきれいなんだけど、それが主人公の心象風景と重なっていて、ただきれいなだけじゃないところに好感がもてました。 久しぶりに映画が終わることがさびしく感じられました。また機会があれば、劇場で観たい映画のひとつです。
- shi********
5.0点
主人公を中心とする少年少女達の友情と母と子がぶつかり合い成長してわかる信頼関係がなんとなく監督のメッセージ性を垣間みた映画。 画面の中で躍動する少年少女達がとてもイキイキして見えた。
- kan********
4.0点
傷つき壊れやすく繊細なこころ。誰もが生きて経験してきたであろうおとなになる前のほんの一瞬の時間。その瞬間を鮮やかに切り取り瑞々しい感性をしっかりと映像に焼き付けている。子供たちは子供たちなりに懸命にもがき苦しみ答えを見つけようとしているその言動に観てて心震える。それぞれの個性と感情が役としてきっちり配置されわかりやすくまた86分と最近では観やすい時間にもなっている。ここ最近流行のコミック的な好き好き恋愛学園映画でないというのにも好感が持てたひとつでもある。美しい映像と時代から取り残されているような地方都市、そして疾走する自転車での風景は、この作品を象徴すると共に観る者を引きつけてやまないかもしれない。ただ前半プロローグ的な町を彷徨い灯台に辿り着きまでのシーンは、主人公の虚ろぎとこころの投影としての表現の部分もあったのかも知れないが、もう少し出来れば短くなったのではないだろうか。この映画ではこどもたち以外にも主人公の母親をはじめ周囲のおとなたちもまた見逃せせないステキな面々が揃い脇を固めている。そしてラストはやはり海に浮かぶそんなシーンを観たかったものである。
- yuk********
5.0点
全体的にまとまった、素晴らしい映画だと思う。 この映画には、大切な何かが隠されている。それは、観た人それぞれが感じ取ってもらいたい。 若い頃の純粋だった自分を思い出させてくれる。 私の両親(80歳)は、この映画を観て絶賛していた! 老若男女、どの世代の方が観ても感動できる映画だろう。 学校の教材としても良いのでは!
- dec********
4.0点
正直、前半はよくわからなかった。説明過ぎるのも好きではないが、これは説明不足すぎ。展開も出会いも唐突で、イマイチ乗りきれなかった。 しかし最後の15分で幸せな気持ちになれた。若者達の熱演の賜物。前半よりエンディングにつれ表情もイキイキしだして、役者としても良い経験となったのではないか。 若者達の素晴らしさで星一つおまけ。甘めの四点。 橘実里が久しぶり。可愛いまま年齢を重ねていて嬉しかった。