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ヴィクター・フランケンシュタイン (2015)

VICTOR FRANKENSTEIN

監督
ポール・マクギガン
  • みたいムービー 6
  • みたログ 179

3.10 / 評価:131件

男同士の友情物語。

  • Shoko さん
  • 2017年5月14日 0時56分
  • 閲覧数 1235
  • 役立ち度 9
    • 総合評価
    • ★★★★★

なぜ今更またフランケンシュタインの話?と思っていましたが、ジェームス・マカヴォイとダニエル・ラドクリフ主演というのが気になって鑑賞。

背景はヴィクトリア朝のイギリス、ロンドンで、この時代の独特の雰囲気にはいつも魅かれます。

誰もが知っている「フランケンシュタイン」は、怪物が創造されてからとても切ない話が展開されるものだけど、本作ではむしろそこまでの過程がメイン。

主役は医学生のフランケンシュタイン(ジェームス・マカヴォイ)ではなく、サーカスで働くせむし男(ダニエル・ラドクリフ)。

彼の人体への知識と知性を見抜いて、サーカスから連れ出し、せむしを治し、イゴールという名前を与えてくれたヴィクター・フランケンシュタインと、研究の助手として、葛藤しながらもフランケンシュタインの研究をたすけるせむし男との友情の物語です。

そのテーマがはじめからわかっていたら、ハリー・ポッターシリーズでもう働く必要もないほど大金持ちになって、これからは自分が納得する映画しかやらない、といっていたダニエルくんが、この作品を選んだ理由が理解できますが、全体的にはいつまでたっても「いまさらフランケンシュタイン」感がぬけず、ちょっと残念な映画になりました。

マカヴォイさんはハイパワーの素晴らしい演技だし、ダニエルくんだって役になりきってがんばっている。
だけどなんだか私は物語にはいりこめなかったんです。

ダニエルくんの風貌、、ハリーポッターの一作目や、その前の「デヴィッド・コッパーフィールド」ではあんなに純粋で無邪気な少年だったのに、今の彼の表情にはなんだか病的にみえるようなダークさがあるし、この役の長髪もまったく似合わない、、。
自分の子ども時代から青年時代をハリーを演じることにささげてきたダニエルくんのストレスはたいへんなものだったに違いないから、これからもありがとうの気持ちをこめて応援してあげたいけれど、この映画の彼をみると痛々しさを感じるばかりです。

イゴールのロマンスもあまりピンとこないし、本当にフォーカスすべきことから焦点がずれて、あきりたりの最近の派手な怪物映画になってしまったようにもみえます。

監督の演出、脚本、キャスティング、怪物の造形に問題あり。

日本ではビデオスルーになったということで、ダニエルくんがかわいそうですが、それも仕方がないかも。

もしかしたら彼はもっと年齢がいってから、性格俳優としてまた活躍できるのかなぁ、そうだといいな、なんて思います。

評価は残念ですが二つ星半です。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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